日記

日記です

20240306

 有給休暇を取得して、15時辺りまではプログラミング。夕方は小説を読んでいた。

小説

 猛烈にすごかった。『りぼんちゃん』と並ぶか、もしかしたらそれ以上に来たかもしれない。成長というものは、どこか過去の自分の否定になってしまうものだけど、そこに対する感傷を、折り合いを、綺麗な形で一つ示してもらった。

 まぁしかし、自分が単にこういうキャラクター造形に弱すぎるという面はあるかもしれない。要するに自罰的な子供である。子供には限らないかもしれないが、子供であった方がより効いてしまうところがあるとも感じる。結局、未熟な状態で過酷な状況に立ち向かっていることに思いが向いてしまうのだろう。自分にそういう傾向があるのは、いくらか注意して考えなければならないが、知れて良かったと思う。


 僕はやっぱり具体的な人物に対して気にかける精神(場合によっては"優しさ"と呼ぶことがあるだろうそれ)を持っている気がしない。とはいえ性格の方向性として一定のこういう人たちの力になれれば良いと思うところはある。自動運転がそこに関係できるのかはわからないが……