出社の日。とても疲れたし、いろいろ良くないことが起こる日だった。たとえば、何の気無しに入れたライブラリが原因で開発環境が壊れてしまったり。たとえば、乗りたかった電車が目の前で出発していったり。たとえば、買い物のときにレジの不具合があったり。
世界から少しずつ冷たくされている感覚。それはある種の錯覚ではあるんだろうけど、そう思えてしまうものは仕方がない。
その場しのぎを繰り返しているうちにどうしようもない袋小路に進んでいるような気がする。でもそんなのどうしたらいいって言うんだ。どうしようもなかった。あの瞬間も、その瞬間も、自分がなにかできたとはさっぱり思えない。
なんでも利用して少しでも気を楽にするんだ。
