日記

日記です

20210404

 今日は趣味プロを結構やった。途中でエントリーシートも書こうと30分だけタイマーかけてやったけど、やっぱり精神的な苦痛が大きい。技術的なスキルを聞かれるのはまだ良いけど、性格的な長所短所とか教えたくないし、この会社でやりたいこととか入ってみなきゃわかんないことだらけだよって思う。仕事に対して期待したくない。期待して入って思ったのと違うって感じながらやるよりは、より苦痛なことでも最初から諦めていた方がいい。

小説

しあわせの理由

しあわせの理由

 SF的アイデアは面白いと思うんだけど、やっぱり文章が読みにくい気がする。もって回った言い方をされると意味がパッと取れなくなってしまうんだけど、原文(英語だよね?)ならそういうのは当たり前なんだろうか。先に未知語を出されて次の文章で説明するのに慣れないとか、単語の切れ目が感覚と合わなくて文意が取れないとか、指示語がどれを指しているのかわからないとか、そういうのが度々起こってしまった。そうなると物語自体にも上手く入り込んでいけないところは出てきてしまうなって。

 もともとSF的な部分が難解というのももちろんあるとは思う。量子サッカーは本当にわからなかった。真っ黒い完全な球体なやつも想像が上手くできなかった。というか僕はそういうものをちゃんと想像して読もうとするタイプではないので、そもそもその描写が多めということ自体がつらい点ではあったかも。

 バイオ的なSFもわりと多かったな。生物学(ウイルスとか神経科学とか含む)について全然知識がないので、細かい理屈がどこまで尤もらしいのかはよくわからない。現実でもmRNAワクチンとか、ちょっと仕組みを調べた限りではそんなことができるんですかっていう代物が作られているもんだから、何が実現可能かのラインがピンとこないぜ。

 最後の表題作については自由意志の根底を問う作品だったのでとりわけ面白く読んだけど、やっぱり同じテーマでもヴィークルエンドくらいカラッとやってくれた方が好みではある。根本的に恋愛主義みたいな側面があってうーんって思っちゃった。

その他

 夕方頃から胸の中央あたりが痛くなってちょっと嫌な感じだ。別に急な大病でぽっくり死ぬなら良いんだけど、たいていの病気というのは長い苦しみの末に死ぬことになるものだろうから、そういう意味では好ましいものではないな。