日記

日記です

20240506

 今日もかなりダラダラ。少しだけ業務のプログラミングを触って、いくらか時間のかかる実験を回すくらいのことをしていた。

漫画

茜田千『さらば、佳き日 (4)~(8)』

 ここまで読んで、ようやく絵での語りが多いから自分がなにか言えることが少ないのかもなというところに気づいた。自分は完全に言葉での展開を好むタイプなので。

小説

松樹凛『射手座の香る夏』

 最近小説を読んでいなさすぎて文字を目で追うという行為自体にやや苦労してしまったが、面白かった。個人的には『十五までは神のうち』が一番好きで、ややミステリ的な匂いのする転倒が、まぁそこまで説明しきらなくても良かったのではと思うところもあるが、良かったと思う。あとは自分がどうしても少しだけ(素朴な意味での)反出生主義的側面を抱えてしまうから、そういう要素も評価に関係はしてしまうのだと思う。まぁしかし、なんでも選べることが必ずしも良い(良いとはどういう意味で?)とも限らないのだろうけど。つまり意味というもの自体が不安定なものだから、意味は不可避的に生きている者が作り出すしかないということなのかもしれない。

その他

 どうすればいいのかって毎回考えてもちろん結論なんかは出ないんだけど、とりあえず日記を書いていくしかないとは思う。充実した日記が書けたなら、あるいは充実なんてよくわからないのでとにかく文字数をたくさん書けたなら、それはまぁ悪くはない一日だったとするしかないんじゃないか。そういう日を増やしていくことしかできることなんてないんじゃないか。