家から一歩も出ない休日だった。
相変わらずF2-NeRFの細かい修正をやっていたけど、そこまで熱中しているわけでもなく、質の低い暇つぶしになっている。退屈だ。若干悪い感じに。
こういう退屈を抱えた状態で、粘り強く持続的なものを考えるというのは無理な話じゃないか。夢想的でも終わりを求めてしまうことが、どれだけ罪深いことだろうか。
将棋というゲームですら、実は勝敗がまだ明確化されていないケースが理論上は存在するかもという話は面白く、かっちりとしたルールがあり、それをプレイしているのではなく、プレイしながらルールが洗練されていったのだろうなということを感じる。現実的に到達しないようなケースについてはルールは整備されてなくて良いというのはとても実践的だ。
当該作品は原作もアニメもさっぱり見ていないのでアレだけど、インタビュー記事だけ読むということになってしまった。
こっちだと本よりかは穏当な意見に見える。
根本的に、ある種の人工知能主義が神秘思想であることは間違いないと思う。神秘が必要になっているんだよ。