出社。人が少ないかと思っていたけど、通勤は混雑していて不快だった。こんな不快な思いをしてまでなんで特に理由のない出社をしているのか、呆れてしまった。オフィス自体は人が少なくて悪くなかったけど。
確率的生成モデルをベースとしたNNパズルゲームは、やっぱり直近1,2年で役に立つようなものになる気配はあまりないので難しい。本当に何にもならないかもしれないものをやる覚悟を決めなきゃいけない。NeRFとてどこまで可能性があるかはわからないが、自己位置推定のフレームワークに乗りそうという面で道が見えている。RSSMは本当に荒野。
それにしても、模倣学習というのはあまり本質じゃないとも思った。他人が自分と同じ入力情報から動いているところを観察できることなんてないわけで、他人の動きを自分は自分の主観で見るしかないはずだ。現状の模倣学習はそういうことを志向しているものではないので。
他に考えたこととして、RSSM的なものを将棋に使う場合、局面遷移をどんどん先に進めていくことしかできないと探索ができない。探索の打ち切り、思考局面のリセットを判断するコントローラーが必要になる。これはかなり不思議で、コントローラーというものがどういう立場の存在なのかよくわからない。
ものを考えるというときに起きていることはなんなのか。内部の遷移モデルを外から見ているやつがいる。その階層性はいつ生まれたのか。知能の2階建てアーキテクチャ、どうなんだろう。まだ完全にはわからない。
