家から一歩も出なかった。この生活には何もないな。働いている方がどれだけマシか。
まぁ焦ることはない。きっと人工知能の重大な進歩は僕とは関係ないところで起きるのだろうし、僕はそれまで生きてさえいれば良い。そうは思っているんだけどね。
何もなさすら凡庸でくだらなくて、そのことにネガティブな感情を抱くことすらもう終わって。砂漠よりも空虚。
どうするっていうか、どうにもならないんだけど。この徹底的な無意味さが、すごい。
泣くこともだいぶ少なくなってきた。特に、悔しくて泣くということが2,3年前と比べて明確に減ったと思う。良いことではない。悪いことでもないかもしれないが。