今日も家から一歩も出なかった。こんなに時間があるはずなのにどうしてすぐ一日は終わってしまうのだろう。
読書
わりと素朴に「脳にとある知覚能力が存在するならば、それに対応するニューロンがあるはず」という旨の記述があったように思えたのは気になった。そんな単純な話なんだっけ。しかし僕より1000倍くらい神経科学に詳しい人ではあるんだろうし、疑問視するだけ無駄か。
「座標系」という表現がピンとこないのはTwitterでも書いた通り。その他、知性を定義づける特性として
- たえず学習する
- 動きによって学習する
- たくさんのモデルをもつ
- 知識を保存するのに座標系を使う
が挙げられていたけど、(3), (4)あたりはこの本での仮説がもろに入っていて、しかも内部の振る舞いについての記述なのでちょっとどうかなとは思った。(1), (2)に関しては外から見える振る舞いだし、その通りだと思う。
まぁ、人間の脳がもっと3次元空間での処理に特化して作りになっているだろうということには同意する。言語とか抽象的な思考は、3次元用モジュールを使って無理やり実現しているのでは、という気はするな。
ほとんどのロボット研究者はAGIに無関心であり、AI研究者は座標系の重要性に気づいていない
そうかな。そうかもしれない
NeRFは3次元の構造をある程度入れ込む構造にはなっているが、世界モデルとして上手く機能するかはわからないし、もちろん単純なやり方では足りない。やっぱり世界モデルへ本気で向き合わなければならないのでは。
このあたり今の会社でやれる可能性あるのかな〜。やれなくて、どうしてもやりたさが高まってきたら博士課程行くしかないのかな。この前、博士課程補助規定みたいなのを見つけて、社会人博士として行く場合に、一週間に一日はそっちに時間をあてて良いというものは見かけたり。
その他
やはり想定よりも必要な作業量は多そう。間に合うのかどうか。この土日ももっとやれていたら良かったのに。