日記

日記です

20210830

 昨夜はすごくよく眠れて、危うく寝坊しかけるくらいだった。睡眠記録アプリで9時間、質100%という表示を初めて見た。


 業務は、今週はあまり上手くいかない予感がしている。そう思っていた方が良さそうだ。

読書

 品田遊がなんか本出したらしいし読むか〜くらいの気持ちで手にとってみたら思っていたよりちゃんと面白かった。タイトル通り反出生主義についての本で、そのあたりを議論形式で進めていく小説と哲学書の中間みたいなもの。これを小説と呼ぶのかいという気持ちはありつつも、ネタバレを控えたくなるような結びでもあるので納得する面もある。

 前半パート、主義主張という意味での反出生主義については、それ自体はわりとどうでも良いとは思っている。が、二分するならば、反出生主義は僕の味方ではなく敵なのだろうなという感触は抱いた。僕が心配しているのは人工知能の問題であり、人工知能が十分の意識レベルを持つと認められるとき、反出生主義の論理は人工知能開発者に襲いかかってくる。だから僕は、根本的に反出生主義を打倒できるように牙を研いでおかなければならないのだ。

 後半パートは、あまり多くを語るつもりもないけど、言葉と論理で僕らはどこまで飛べるのかい? という疑問を思い出す良い展開だった。様々な壁を、多分貫くことだってできると思っている。