日記

日記です

20210322

 ふと高校のことを思い出していたんだけど、やっぱりあそこには無意識のうちに思想を押し付けてくる空気が漂っていた気もする。とにかく古臭い風習は残っている学校だった。毎年行われる運動会(体育祭ではない)では、上級生が大きな音を立てながら扉を開けて怒鳴り散らかし、下級生をビビらせる慣習があって、通り抜けてしまえば「まぁそんなもんか」と思ったりもするんだけど、また時間が経って今思えばあれは異常だし、できれば止めるべきものだと感じる。

 運動会に限らず勉学の話としても、やっぱり全体として「競争しろ」「打ち勝て」みたいな雰囲気は、どこまで明示されていたかはともかく、あったのかなと思う。お受験をやって選抜をくぐり抜けて入ってきた人で集団が構成されればそうなるのも当たり前なのかもしれない。それが当たり前すぎて気づかなかったんだけど、それは一つの思想というか、考え方に過ぎないんだなというのが、無職を目の前にしてようやくわかってきたというか、そう考えざるを得ないというか。

 彼らにとって僕は落伍者なんだろう、というのは別に今に始まった話ではなくて当時からそうだったんだけど。(新高生で裏百に入る人間はそういうものだった)


 午前中は競プロ。今僕がやるべきことは1日2時間もかけて競技プログラミングの難しい問題を解くことではない。と、わかってはいるが。午後は趣味プロ。まぁそれなりに捗りはあったので良し。エントリーは、する気が起きなかった。趣味プロにある程度のケリをつけたいからとか、ここまできたら多少は完全な無職期間が発生してほしいとか、なんか細かい理由付けはあるけど、まぁ億劫なだけでもある。なんか、それだけだなと思って、まさにこれを書いている今(23時30分頃)にとりあえず次の求人へエントリーボタンを押した。立場なんてなんでもいいからとにかくお金を手に入れなければな。