日記

日記です

20210205

 カジュアル面談があり、結構疲弊した。就職できる気がしないな。何回同じ失敗を繰り返すんだか。

 現金をほとんど触らない生活なのに貯金は確実に減っていくのだなぁというのが感覚としてよくわからない。ひょっとしてこの食べ物って買うときに僕はお金を払っているんですか? お金ってやつがないと食べ物は買えないんですか? それはびっくりだ。

プロジェクトセカイ

 リズムゲーム自体はずっとやっているが、ストーリーをまともに読むのはちょっと久しぶり。というのもやっぱり全体的な雰囲気はちょっと肌に合わないところがあり、筋自体が好みなものでないとなかなか読む気にならないので。雰囲気というのは主に描写が全体的にくどいというところで、もっと読者を信頼してくれていいんだぞと思うんだが、別に僕に好まれるために作品を歪める必要もない。

 さて、今回のイベントストーリー。青柳冬弥を軸とした「親の不理解」がテーマだったわけだけど、やはり僕はこれくらいの落ち着きの中で話を進めてくれると読みやすいと感じる。8話のストーリーの中で3回も対話を試みる機会が出るというのが好きだった。こういうのは一度で派手に決めきるというよりも、こういう衝突の連続を繰り返すうちに徐々に落ち着くという構図の方がふさわしいと思う。

 結論としての、相互不理解の中でも敬意を捨てないという方向性はとても良い。東雲彰人が示すように価値観の違う相手は無視してしまうのが現代的かもしれないが、それだけでは捨てきれない愛着というものもあるだろう。嫌いたいわけではないが、お互いを理解することはできない。これらは、でも実は両立できることだ。絶望的な断絶が、しかしそのままあっても良いのではないか、というのは一つの道だと思う。

 にしても東雲彰人のこの割り切り方は、やはり姉が大荒れしたところを見て育ったからという面があるという想定なのだろうな。その点に関しては僕も身に覚えがないわけではない感覚だから、なんともなキャラクター性だと思う。