コンピュータ将棋をやっている。
とある文章を見ていて、死にたいときには「死にたい」って書いてもいいんだったなということを思い出したりした。でもそれは僕の理想ではないという気持ちだってある。どちらも大事で、迷うところだ。今は調子が良いから暗い気持ちにはならないけど、そうなってしまうときだってある。そういうときに自分の首を絞めるルールを定めておくとさらに苦しむことになるかもしれないが、でも理想を忘れたら際限なく落ちていく気もする。僕は自分を自分で繋ぎ止めるしかないから。
作品の感想なんて当然のように誰かと被るし、なんなら自分よりもっと上手く表現する人だっていくらでもいるんだけど、それでも自分が書くことに意味があると思うか? 僕はある、と思うよ。
そして、拙いながらにも感想を書くならばで一番大事なのは分量、つまり端的に言って文字数をとにかく増やすことだと思う。素人には一つの言葉で核心を抉ることなんてできないので、同じようだが微妙にズレた意味を持つ言葉を重ねて浮かび上がらせるのだ。もちろんそんな冗長なもの、誰が読むのかって話ではあるんだけど。まぁ誰も読まなくたっていんですよ。本当に。
ここ数日は完全にOrangestarにハマっているという感じなんだけど、この『八十八鍵の宇宙』が一番好きだな。
絞り出した言葉 海へ 誰が誰が知るもんか