日記

日記です

20200602

 とりあえず課題が形にはなった。成績的にはひどいのできっとこれはダメだろうなぁとは思うけど、まぁこれも一つの体験ということで。タスクが1つ解消できたということでいくらか心は軽くなってきた。あとは発表の方にまた精神を向けて、それが終わってからまたいろいろだな……。

 夜は高校の人と通話。話していて思ったんだけど、やっぱり僕は結構現状に苛ついているのかもしれないと思った。生活が嫌いで、物語が好きで、最終的にはこの世界そのものを物語化することが理想だけど、自分には全然力がなくてなにもできない。最終的にはきっと虚構的物語で日々をごまかしながら生きていくことになってしまうのだろうけど、根本の願い(と思われるもの)を忘れてしまいたくはないよな。

 最近精神がズタボロだったので藁にもすがる思いでこういう本を読んだりしてみる。最初の導入部分の胡散臭さがすごくて、新興宗教でも全く同じことを言っていそうだなと思ったりした。

 内容の前半部分はまぁ多少聞いてやらないことはないという感じではある。自分の精神について僕はそこそこ客観視出来ていると思っているけれど、思っているだけで実は全然できていない可能性はあるかもしれない。特に身体感覚と結びつく要素として考えるとなおさら。

 しかし後半の他人に向けたところからはあまり好きになれなかった。こんなのは対人関係の基本みたいな話で、それができれば苦労はしないし、まぁそのためのトレーニングなんだろうけど、そもそも他人との関係にそこまで興味がないしなぁと思った。

 また、「前向きになろう」みたいなのも好きになれないところではある。なんというか、僕は僕の後ろ向きで悲観的な性質をそこそこ好きなので、このまま幸福に(というか不幸じゃない感じに)なりたいという感覚が強い。希望に満ちた健やかな目つき、なんて嫌なものだろう。

その他

 適当に就職して雑に物語を食らうだけの生活になって良いのか? という気持ちや、そもそも適当に就職すること自体ができるのか? という気持ち、情報科学で世界の全てをふっ飛ばしてくれという希望がなければあまりにも空虚なのでは? という気持ちなどがある。

 物語・虚構を摂取することだけで人生を支えられる気がしない。それはどこかで破綻してしまうのではないか。それを目指すならせめて他人の存在が必要そう。

 一方で大きな物語としての科学は寄与できる力が自分にない。まぁでも自分が一切関われなくても勝手に進歩してくれと祈ることはできるのかな。うーん。

 とにかく生活が嫌いだ。意味を割り当てられなくて不純物に感じられる。物語は必要なものだけを配置できるので美しく思える。VTuberも"ガワ"がある以上、(建前としてだけでも)多少生活から切り離されるのが好きなのかもしれない。そういうギリギリ認められるもので上手くしのいでいって、しのげなくなるか、なにか特別なことが起きるタイミングを待つしかない。そういう感じ。