起きてゲームして動画見て本を読んでABCに出て、という感じだった。
シャニマス
市川雛菜、わりに好きな感じだった。ある程度自覚的に軽さを目指すキャラクターはだいたい好き。それはやはり自分をいくらか客観視できているということなので……。プロデューサーがやばい介入の仕方するのかと嫌な顔をしていたら意外とそうでもなかったという面も悪くはなかった。
特にこういうキャラクターを樋口円香の近くに配置するのは良いな。ともすれば自ら不幸っぽい方向に突き進んでいきがちな樋口円香に対してしっかり幸福を目指していける市川雛菜。樋口円香が願い間違えるところを盛大に笑ってやれ(最悪)。
動画
へぇ、もうできてしまうんだ。正直言ってしまうと4回目でTrue達成はやや早くない? という気がしてしまったのも確かだが、まぁそんなもんかなぁ。(パラメータ不足ではなく)目押し失敗が原因で負けて欲しいみたいな感情、邪なる方面ではあった。
有名な回。花火のくだり良いなぁ。花火を見る人だかりの外にある。ビルの隙間に花火がある。そういうワンシーン。
そして53分ごろからの高校野球のくだり。ギアの入れ方がすごくて、恐ろしいスピードで球を投げつけてくる。「勝手に決めつけて勝手に後悔している独りよがりさ」「劣等感が完全に価値観歪ませている」。このあたりは僕の好みとも合うよなー。自縄自縛人間、自ら不幸になるバカ、完全に納得できていない価値観の内面化、客観視できているようで実は視野狭窄。そういう人格が少しでも楽に生きられればいいね。
卯月コウがゼ年亡霊と言えるのかどうかはわからないけど、やっぱりセカイ系が纏いがちな雰囲気にこういう内向きな自意識というものがあるよな。前島賢のセカイ系の定義からすればそれも必然なんだろう。
シャニマス自体も美少女ゲームの文脈に乗っているところはいくらかあるはずで、それは良いところも悪いところもあるみたいだけど、どちらにしてもそういう文脈を根本的に知らないというのはややさみしさを感じる。いやしかし、もう十年代も終わったのい未だゼロ年代とか言っているなんて、僕もなかなかに亡霊化してきたものだなぁ。