日記

日記です

20210111

 なんかシャニマスやってた。

シャニマス

 やっぱり自分のシャニマス読解態度は、三峰結華にキャッキャしているときと比べれば結構変わってきているなと感じる。それはやっぱり樋口円香というキャラクターの登場が大きくて、それによって「あ、シャニPのあの気持ち悪さって感じて良いものなんだ」という気づきが得られた。

 シャニPの気持ち悪さはメアリー・スーの気持ち悪さと似ているところがあるかもしれない。

 もちろんシャニPも作中世界においてなんでもできるわけではないし非常に力の限られた存在ではあるんだけど、でもお前は絶対本質的に傷つくことはないんだろうなと思ってしまうところがある。

 シャニPは大人だし、モラトリアムを終えているキャラクターで、それなのにまだモラトリアム真っ只中にあるアイドル(特にノクチル)に対して安全な外から影響を与えようとしているのが気に食わない。お前も苦しめ。酸いも甘いも噛み分けて悟ったような顔をするな。

 シャニPを徹底的に傷つける方法は、アイドルが不幸になることだろう。それはつまり道連れという形でしかなし得ない。

 しかし、シャニマスアイマス)がこういう構造になっているのは、アイマスファンの願望をシャニマス作成側が敏感に拾い上げたから、という面もあるだろう。だからこの業は、当然、僕のものでもある。


 シャニマスが(小説とか、単純なノベルゲームではなく)こういう形式のゲームであることの良さって負けたときに発揮されるよなということを思い出す配信。でもこれって習熟してしまうともう得られないものであって……。

 あとやっぱり黛冬優子のシステムとの噛み合わなさは本当にひどいと思う。それ以外でもサポートイベントが途中に挟まるのもちょっと間が悪い感じもあるよなぁ。なんか、そのへん、もうちょっとなんとかならなかったのかっていうのは一生言っていきたい。


 市川雛菜に共感がバッチリ刺さってどっちかっていうとPの方がわからんってなってるの面白い。僕の樋口円香についての感情もこれに近いということではある。ここまでシャニPをキャラクターとして切り離して見立てることができればそれはそれで見ていられるというのもわかる。難しいところです。

 まぁ、で、やっぱり市川雛菜のこのシーズン4のストーリーで僕が納得できるかというと……。う〜〜ん。それは、いや、まぁ適当にやられるよりはとてもマシなんですけど。でもなぁ。もっと徹底的に抗戦してほしいって、思っちゃうところもあるんだよな。僕は幸福主義者じゃないので。


 創作に求めるものがどんどん歪んでいっている気がする。良い話に対する許容度の低下が自分でわかる。悲しいな。