昨日のコンテストの復習にめちゃくちゃ時間がかかって(数時間)なにもできなかった。競プロはときどきこういうことがあるからやめられねぇよなぁ! と血走った目で。
小説
- 作者: 市川憂人
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2019/06/28
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
感想
まぁ良いミステリなんだろうと思う。しかし、たとえば死体の持ち運びとか異常なほどリスクが高い行動に思えるし、実際に上手くいってしまったのだと言われればそうなのかもしれないけどやや危ういのではと思わざるを得ない。もちろん動機的に自己の保身はあまり考えてないタイプの犯人ではあるんだろうけど、むしろその目的に即して考えたときにこういう行動が合理的なものとして発生するのかよくわからない。殺人に合理性とか言い出すのもあれかもしれないけど……。現実性・写実性はなくていいから合理性は欲しくなる。なにか古臭さがあるなと思ったけど出版年を見たらそこまで古いものでもなかった。なんだろう、探偵役の古臭さ。コテコテ感があるだけなのかな。
音楽
結局a crowd of rebellionの古いEP(Zygomycota)を聴き始めている。やっぱりメジャーデビュー前のやつは雰囲気がやや違って英語多めのやや好みではない系ではあるんだけど、a crowd of rebellionっぽさがまったくないわけでもない。1曲目のSatelitearとかね。
Zygomycotaだと公式にこういう面白そうな動画もあって
えーこれ僕観るべきだろうか。思想的には作者の意図的な云々かんぬんなので観ないほうが正当な気がするが、正直観てみたさは強いな。でもそういうことやりだすとインタビュー記事全部追うとかむしろそういうこともしたくなりそう。こういうのって全部観るか全く観ないかのどちらかしか態度としてはあり得ないような気がするので……。
まぁそれはそれとしてやっぱり路線としては日本語での情感強めな『Black_24:』の最後のSleeping in the darkとかの方が好きというのは変わらない。なんか気持ちとしてはややビジュアル系に近いんだろうか。そっちを探ってみた方が良いかもしれないなぁ。