日記

日記です

20190609

 朝から研究室に行ったけど特にやる気が出なくて何も作業は進まなかった。研究室で作業しない習慣が身についてしまっているのは良くないのでは? 教授と鉢合わせしてしまい、僕は何もしていないのに日曜にもいるということで褒められてしまいばつが悪かった。

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

 最初の数行があまり好きではなくてかなり長いこと放置していたんだけど1ページ読んでみればあとは普通に読み進めることができた。感動するほどではないけどそこそこ面白かった。しかし家庭向けロボット開発の難易度はそんな簡単なものではないだろうなぁという思いが先に来てしまうところもある。タイムリープ、冷凍睡眠ものってありふれてそうだけど具体例を挙げろを言われたら困りそうなのでそういう意味で一つ例を知れたのは良かった(どういう視点だ?)。

その他

 人生の意味を本当に純粋に疑問に思っているかというとそれも怪しい。自分の感覚としてはこれもまた心の内から湧き出た疑問ではなくて、もっと現実的なことについて悩んでいたのをこじらせた結果であるように思う。実際に高校生の頃は人生の意味なんてことに頭を悩ませていなかったという事実があり、大学受験における失敗を上手く消化できなかったためこうなったのではないか。人生の意味が欲しくなるのは僕にとっても生来の性質ではなく異常な状態だという感覚があるため「病気」という言葉を使ったりもする。つまりいずれ治るだろうという前提がある。

 そうは思っていたのだが実際にはこうして4年以上経ってしまっているわけだし、治る(以前の考え方に戻れる)ことにも自信が持てなくなっていく。いずれ治るとしても、それまでに大きく損失を被り取り返しのつかない事態になるということはあり得るのだろう。治ることを前提とした計画の立て方をするのはもう止めにした方が良いのかもしれない。キューブラー・ロスの死の受容過程とか、疾病受容までの心理プロセスとか、そういう言葉が頭をよぎった。