小説
開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU― (ハヤカワ文庫 JA ミ 6-4)
- 作者: 皆川博子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/09/05
- メディア: 文庫
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上質なツイストで演出しきる良作ミステリだった。
その他
今日は完全に精神的に不調でダメだった。日によって自由意志感、当事者意識、主体的感覚、言い方はなんでもいいんだけどそういうものの感じ方が違って、今日は自分が坂を転がる石ころと区別がつかない感覚だった。先に幸福が多ければ嬉しいが、不幸が多くても違う方向に行くなんてことはできない。
自分の書いた論文は十年後にはもう意味のない、顧みられることのない内容だと思った。そんな研究をしてなにになるのか。最新手法をちょろっといじって少しの性能が上がっただのどうだのって、業績稼ぎでしかないんじゃないか。卒業・修了するためだけに研究をしている。
なにもかも意味がないという気分になった。だからどうということもなくてただ徹底的に意味がないだけなんだけど。単に苦しいというだけかもしれない。