睡眠の失敗により午前中がぐちゃぐちゃになっていて昼の散歩が出来ず、つまり家から一歩も出れなかった。引越しのあれこれもできなかった。3DGSも触ろうと思っていて、学習回すくらいはやれたけど結果を可視化する元気がおきなかった。ダメな一日だ〜。
小説
辻村深月『この夏の星を見る』
こういう正面からのいい話を、もし短編とか中編でやられてたら、あぁいい話ですねだけで感想が終わっていたとは思うんだけど、紙幅割いて長編でやりきるぞとなると話は変わってきたりする。苦手な傾向な作品としてはかなり悪くなかった。辻村深月は高校の同級生でかなりファンだった人がいて、そういう人を横目に見ると自分は上手くハマれないところもあるので、まぁそういう距離感は相変わらずあるのだけど、10年に1回くらいの間隔でどうですか、というくらいの。
作品は流行病を大きくテーマに取り上げている。自分はとても家から出たくない人間だから、流行病に関してはあまり悪い感情がないのだけど、まぁその時期に中高生だったりしたら大変だろうなとは完全に他人事として思う。そういったものの中での学校生活というものは遠すぎて、自分の想像力はそこを射程にできない。
自分にとってどうだったかはともかくとして、多くの人にとって制約が多い状況になること自体が悲しいことで、まぁそれを超えるためにテクノロジーやってるんだよなという気分にはなる。自動運転が直接流行病に対してどうということではなく、もうちょっと広い意味として。
でも趣味、趣味ってなんだみたいな気持ちにもなる。役に立たないことを本当にやっていけるのか。役に立たないことってなんだ。人生を(???)豊かに(???)、というの、どちらの言葉もすっきりとした理解を得られないままずっときている。趣味とか仕事とか、そういう区分は意味不明だと思うしこの単語の意味が消失している世界を実現したい。と思うならもうちょっとやっていかなきゃな。
その他
砂漠。