日記

日記です

20240317

 昼散歩やめて夜行くかというと、コンテストがあると難しいし普通に家から一歩も出なくなっているだけ。あまり良くないな。


 問題解決のミステリというのは、要するに「事件が起きてそれの犯人を探さなければならない」というのが代表例で、そこは謎を解くことが明確な実利に結びついているし、真相もほぼ間違いなくそれだろうということが確定する。一方、解釈再構築のミステリ(ミステリなのか?)は、過去に起こったことに対してどのような解釈をするかということについて新たなものを提示するだけであり、それでなにかが直接的に解決するわけじゃなく、本当にそれが真相なのかも絶対的なものとしては確定しない。しかし、そういう解釈の変更によって少しでも気が楽になったり、自罰的な精神を抑えられるのならば、それもまた価値はあることなのだ。

 そしてそういう話の作りは過去の死者という設定とそれなりに相性が良い。死んでしまった者はもうなにも答えてくれず、生者が勝手に解釈をするしかない。明なミステリじゃなくても、結果的にこういうことをやっている作品も一定数ある。


 今週は結局ガウス過程の勉強で通したわけだけど、ここ最近のブログ見るとやることがフラフラしすぎていて芯がない。自分が何に対して興味を示すのかは難しいが、一応強化学習ベイズ最適化も、要するに確率的環境下(不確かさを確率としてモデル化した環境下)での意思決定という方向性でまとめられるのかもしれないとは思った。

漫画

 面白いけど長編の方が好きだな。


 明るい! 眩しい! もうちょっと捻じくれて陰鬱な感じじゃないと自分みたいなのには落ち着かない。

小説

 いや、捻じくれろといってもここまでやれとは……という感じでもあるけど、しかし最後の終わり方はちょっと甘いんじゃないのという気はしてしまう。やったことの代償を、とかいうんじゃなくて、終わりを覚悟したのに対してこの仕打ちは逆にキャラクターに対して残酷ですらあるのでは?

 あと内容が悪いわけじゃないけど、書影に帯まで含まれていてそれが猛烈にダサいのは本当に悲劇だ。