昼に検定のテストがあったりしたけど、それ以外は普通の休日。家から一歩も出なかった。
読書
ここで一つ落ち着く短編集という呼吸。作者としても野々尾盛夏というキャラクターはかなり気に入っているのではないかと感じられる登場っぷり(この後の巻でも出てくるし)。浮世離れ感がある程度理想的に見えるのも示しつつ、普通の少年とのコミュニケーションにおいてはもう一歩歩み寄ろうという気概も見せてくれて、立ち位置が立体的になる。
あとは最後の、このシリーズ自体からは切り離された短編であるホワイトパズルが結構好き。パズルというアイテムを核に据えて、それを交互に組み上げるという使い方が、この話を貫くコミュニケーションに対する比喩として強烈に機能しているのがすごい。
最近河野裕に浸かっているからというのもあるけど、一つの物なり一人の人物なりについてできるだけ多くの時間を費やしていくのは、善悪がどうこうというより、純粋に楽しいことなのではないかと感じる。現代社会の感覚だと、それも個人的な娯楽ではなく資本主義的システムの中に回収されることなのかもしれないけど。なんというか、アイドルとかストリーマーってそういうものを商品にしているのかなと思った。他人にぶしつけな興味を向けるのは失礼になることがあって、身近な人とトラブルになるのも面倒だから、注目を受けるプロとしての集客業。
その他
ん、いや冷静に見るとこのFigure 8の縦軸の取り方ひどくないか pic.twitter.com/vg7nfLIEmH
— t (@tokumini_ss) 2021年7月17日
面白そうだと思っていた論文がこんな感じでやる気が減退してきた。
新しいパソコンを買いたいが、不安要素も多い。金銭的なところよりも、電源の容量とか、パーツが壊れたときに対処できるのかとか、引っ越しの際に邪魔にならないかとか、そもそも今の家でもどこに置くんだとか、そういう方面の方が大きい。物理デバイスはやはりしんどい面が大きい。今のパソコンをなんとか修理する方向でやっていけないかな……。