日記

日記です

20210305

小説

 これゲームSFと呼べるのか? みたいなのもいくらかはあった。致命的につまらないわけではないけど、ものすごく惹かれるところも別になかったかな。

 なかなか面白かったが、やっぱり夢想的な思想家が現実へ立ち返っていく話だということなのであり、そう思うとなんか寂しく感じられるところはある。全体的に言いたいことはわからないでもないような気はするが、お説教臭く感じてしまうというくらいの意味合い。子供っぽかった人が社会に適応してお行儀良いこと言い出すと、どうしても違和感が抜けないものだろう。僕もいずれ結局こういうことが大事なのだと言い始めるようになるのかな。

 「誤配」の重視は、もうちょっと適切な言葉があるのではないかなという気もする。僕も思想に詳しいわけではないけど、どこまで新しいことを言っている/やっているのかがちょっとわからない。類似物を見つけようと思えば見つけられる気がするし、微妙な差異こそが本質なのかもしれない。サロンビジネスと比較しているところも、商品の質を重視しているだなんてどのサロンも言いそうな気はするので説明になっているのかどうか。まぁ別に僕はサロンビジネスも勝手にやってれば? という立場ではあるんだけど。

 「誤配」もそうだけど、結局種々の衝突をそこまで嫌に思ってないというところはあるんじゃないか。+100と-90があって合計で+10という状態を肯定する立場じゃないと起業なんてことはできないような。現状では、僕はもっと根本的にプラスマイナスゼロに収斂していくことを美徳としているので、そのあたりは相容れないかなと思ったりした。

その他

 久しぶりにスマートフォンの音声出力設定をモノラルにして曲を聴いてみたけど、やっぱり聴こえる音が全然違う。今まで聴こえてなかった音があるのは良いとしても、主旋律っぽい部分が小さめになっているような気が。そこは今までのiPhoneの方がマシだったように思うが、モノラル化のアルゴリズムに差があるなんて可能性がある? 違和感があるのは慣れの問題かな。

 いずれにしても曲によってモノラルが良いかステレオが良いかは違うので、本当に一曲ごとに設定したい。プログラミング知識を得たところでそういう制御を自作できるかっていうと全然なので、なんだか本質的なところをやれていない感じはあるな。