日記

日記です

20200824

 午前は1時間ちょいくらい作業。

 午後は特にやる気が起きず、夕方に面接。その後は読書。

面接

 どうだったかなぁ。コーディングテストのパートはそこまで印象悪くなかった、と思いたい。いやPythonのあれこれをあまり知らなかったのがどの程度不評だったかはわからないが。志望動機パートも微妙な反応ではあったかなと思う。厳しいかなー。

 そしてここでまたKaggleのようなことをやることになるわけで、なんかそれならもっと早くやっておけば良かったかなぁと後悔したり。2社目のところもKaggleスキルを求めてきたんだけど、そのときは「うるせぇ! 知らねぇ!」っつってやめたわけで、それを今になってまたやるっていうのはなんとも。

 並列に受けず、希望している順番に1社ずつ受ける理由は今日も聞かれたし、「それが誠実さだと思うから」と答えたらやや笑いが起こって面白かった。この方針が悪いとは思わないけど、欠点としては面接とかってやっぱり場数を踏んだほうが上手くなるので裏から見れば最初に受ける第一希望は一番下手な状態で受けることになり、確率が低くなっていそうということ。Kaggleスキルについても同じこと。受ける順番が異なっていれば、精神状態が異なっていれば、2社目とかも入れたのではないかと思ったりはする。まぁ今更な話なんだけどさ。

小説

 第一部、望月を拝むシーンがあまりにも素晴らしかった。打ちのめされた。今日の午前は「物語というのは一つの具体であって、僕は抽象が好きだな」なんてのほほんと考えていたわけだけど、それが見事に打ち砕かれてしまった。これはね、やはり原理的に言葉にはできないというものだと思うんだよ。だから僕もこう書くしかないということなんだ。

 第二部はいつもの河野裕節炸裂という感じで、ものすごくドメスティックで自己完結的で思考が内側にしか向かない話だった。まぁ嫌う人はいるだろうけど僕は好きだと言いたい。河野裕はこうであってほしい、「イルカの唄」を書かないでいてほしい。

 終わってみてもやはり第一部が強烈な印象。そして第二部も考えてみればピストルスターを落としきったということではあるのだろうか。そう考えてみると非常に示唆的ではある。