特に用事はなかったので引きこもっていた。流石に今のタイミングで無駄に研究室へ行く気にもなかなかならない。木曜日の用事も消えたのでかなり引きこもりが続くな。人よりは引きこもるのが平気な方だとは思っているが、それでも気が滅入るということだってこの先ありえるのかもしれない。
今の自分は視野が狭まっていて自分を不必要に追い詰めている感じはあるが、しかし「不必要とはどういうことだろうか、何が必要/不必要を分けているんだ」と思ってしまうところもある。その価値判断の基準がわからないという感覚こそが今の最も重大な点であり、しかしわからない中でもなにかに従っているはずで、その今従っている基準をうまく疑えていないことが視野の狭まりということなのである。
でもやっぱり、不必要に自分を追い詰めて最終的に死んでしまったとして、それはただそうであるというだけで、それが悪いことだと言える根拠を僕は見つけられない。それはただそういう自然現象の一つなのだよな。石が坂を転がるのと何も変わらない。
