- 作者: 詠坂雄二
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/06/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
続けて超能力ミステリ系のものを。結構面白かったんだけど、もう一押し欲しかったという気にもなってしまった。こう自分の中で80点~90点あたりの作品だとむしろ足りなかったところに目が向いてしまってやや批判気味になってしまうところがあるけど、超能力をある程度の理屈の上でちゃんと構築しているのは良かったし伏線の張り方、回収の仕方も優れていたと思う。キャラクターの思考の雰囲気も好みだった。どういうことには納得してどういうことには懐疑的であるかという塩梅が上手く一致するかはかなり重要な要素に思える。
ネタバレ感想(クリックで展開)
こういうことができるのだなぁと気づいたので試しにやってみる。といっても今回の作品でそこまでネタバレ言及したくなることもないのだけど。一点気になるとすれば、弟君の仕掛けについてはやや無理目ではとも感じた。脳処理の適応性・可塑性がどこまで年齢に依存するものかよくわからないけど、そんな急激に変化して以後一切戻らないなんてことになるのかな。
その他
今日はかなり希死念慮が強めな日だった。生きることの難易度が高い。
結局最近はインターネット見始めるようになってしまって、その結果ゴシップ系が目に付くのでそれなら動画を観た方がマシだということで動画を観たりしていた。課題が終わらないかも。やばい。