20190605

　大学に居る間は「帰ったらあれやるぞ」と思うのだが、帰ってみるとやる気が起きない。最近そういうことばかり。新しいこと始めるのは無理そうなので普通にお本を読んでいる方がいいっぽい。いろんなことを諦めていくのです。せめてゲームはちょっとやりたい、が……。

本

やがて君になる 佐伯沙弥香について (電撃文庫)

　前半はあまり面白くないと思ったけど後半ふわふわした描写が始まったあたりからは良かった。かなりストレートに書いてきたなぁ。あまりこういった表現もあまり目にする機会がなくなってきたので新鮮味がある。最近また少し人と関わる楽しさ的なものが大事なのではないかみたいな疑念が生まれ始めており、そういう点でも多少感じるところがあったりなかったり。

　にしても入間人間か。なんだか懐かしいと思ってしまうが僕が読んでないだけなのでひどい話。嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんのシリーズは読んだことあるはずだけどそれ以外は3,4冊くらいだと思う。めちゃくちゃ面白いと思った記憶もないが、つまらないわけでもないという印象。

　やがて君になる本編は次巻で完結するという話を聞いたので、今出ている巻は買っただけで手を付けていない。完結したら最初から全部読み直すという感じになると思う。ここのところ連載嫌いが先鋭化してきており単行本でもダメとなるとなかなか選択肢が狭まってしまう。そのうち作者が死去したものしか読めなくなってしまうぞ。古典を好きになれれば理念上の問題はいろいろクリアできそうだとは思うが、なかなか好みのものを探すのも難しい。どうしたものか。