リモートワーク。業務はとてもつまらないパートになっており、やる気が全く出てこない。こういうときにリモートだと本当に酷い出来になるのでできれば出社した方が良いのだけど、様々な事情もある。
昼間の散歩中、今更狂うことを心配しているのも滑稽だなということに思い至った。もう一般的な意味では変な振る舞いばかりしているだろうし、もっと言えば自分の考える一般的な思考がどれだけ一般的だかも自信が持てない。おかしくなるというならもうおかしくなっている。
だから心配は、自分がこれから楽しいことをやれていくだろうかという方になる。自明に、そここそが根源的な問題とも言える。arXivでも最近は面白いと思える論文が全然ない。本当にないのか、自分の興味が衰退してしまっているのか。
学問の道は、冷静になってくると無理だなという気持ちが強くなってくる。とはいえ他の手段といっても、まともな趣味だってない。なかなかになにもない。驚きはしない。
でもね、楽しみなんてなにもなくても生きてやるという気持ちはあるよ。逆に、楽しみがないことなんかは実のところ大した問題ではないのだ。自分を作り、支えてきた作品群のテーマを、そう解釈していきたい。