日記

日記です

20220629

 出社。結局、偉い人と直接話す機会を設けてもらって、説明を受けて多少納得できた。自分目線でもわかっているはずのことを実はものすごく軽視していたことにも気づいて、その視点の転換というのはちょっとある種の謎解き的な爽快感すらあった。情報の秘匿ではなく、矛盾とミスディレクションはミステリの基本だねって、そういう話じゃないけど。

 と、いう理性的な決着に至ったと思いたいところもあるわけだけど、やっぱり実は全然違って、自分が納得したのは結局「偉い人に時間を割いてもらった」というところなのではないかという気もする。単に出社が多くてそれが不満だっただけだし、メンツを立ててもらって溜飲を下げただけなんじゃね? という。自分が理路整然とした悩み方をしているとは到底思えない。

 組織というものは難しいですね。研究とかで個人開発しているのとは全然違う問題が出てくる。そういうことに全く興味がないわけじゃないけど、どこまで注力するべきかもわからない。やっぱり今のところソフトウェア開発というのは関わる人数が少なければ少ないだけ良いと思っているし、つまり理想は一人だ。一人ではどうしても時間が足りないから渋々他人を引き入れるのであって、それは断腸の思いでなされることだという前提を持っていたい。