日記

日記です

20210406

 今日はなんにもやる気が起きなくて、午前中はずっと寝ていたし午後も何もしなかった。

シャニマス

 七草にちかのプロディースをしました。

一回目感想

 WING準決勝で負け。シナリオ中、ずっと不穏な雰囲気が流れているままそれが解消されずにWINGへ突入して、敗北エンドがものすごくキツい。そこで終わりなんだって、「えっ!」って声が出てしまった。確かにアイドルを続けるのと辞めるのと、どっちが残酷なのかわからなくて、安易な形で続ける方に流れてほしくはないと思って見ていたけれど、ここで切るならばこの分岐では本当にアイドルを引退したという解釈でも間違いとは言えなさそう。

 好きであっても向いてないことはあるし、もっと言えば七草にちかの場合は(八雲なみというアイドルが)好きだからこそそれに囚われて自分がアイドル活動をするのは向いていなくなってしまうわけで、これが本質的に解消できない問題ならばアイドルを辞めてしまうしかないとは思う。

 でも結論をハッキリ出さないのはずるい感じもあった。キャラクターが問題を抱えているわりにはシャニPの干渉が弱めだった気もする。アイドル活動が本人にとって悪い方向に働き続ける中でPはどうすんの? というのが明瞭に示されなくて、なぁなぁな感じでWINGまで行って、そして弾けた。

 あとは視点の問題として、七草はづきがここまで話に絡まないのはそういうものといえばそうなのかもしれないけど、個人的には違和感が大きかった。それがゲームシステムによる制約だとしたら物語を歪めてしまっているとしか思えない。

 七草にちかはキャラクターとして絶妙にウザさがあるのも面白いところで、朝コミュとかで理解し難い感性を出されることで感情移入度が高まりすぎることを拒否しているような印象を受けた。樋口円香の反発の仕方だと、僕はそっちの肩を持ちたくなるので感情移入度がさらに高まってしまうんだけど、七草にちかのウザい感じだとそれはお前の勝手な感性じゃんって気分になって相対化される。

 相対化されて、他人として眺めて、アイドルについて切実な気持ちはわかるけどそれでずっとピリピリしてるのは幸せそうじゃないという見え方になる。歪んだまま積み重なっていって、次崩れるか、次崩れるかってずっと怖い中で、最後WINGで盛大に崩壊した。アイドルが終わっても人生が終わるわけではないが、この人はずっとこの傷を抱えながら生きていくことになるのかな。それはやっぱり、悲しいことだ。

二回目感想

 WING優勝。まてまて、これは結構話がすごいことになったぞ。

 二回目を見ていると暗い雰囲気は毎回のコミュが暗転で終わることで生み出されていることがわかる。

 そして『なみ』を見て、悲しそうな雰囲気が似ている、なのか。いや一回目では「そういう顔」が似ていると描写されて、どういう顔のことなのかはっきりとわかりかねてたけど、悲しいところなのか。

 笑ってくれ、に返事はしてくれないし、準決勝勝ったときのイベントでも暗いまま。つまりやっぱりこれは……。

 そして優勝後コミュで明かされる事実。はぁ〜。これは悲しいことを運命づけられたキャラクターで、それはそういうものとしてあるんだな。本当にこのキャラクターを今後もアイドルとしてやっていかさせるのか? 悲劇でも、敗退の方が結果的に良かったのでは?

 朝コミュがああいう雰囲気なの、父娘的なそれとして見るべきなのか。ひぇ〜。それはなんか、とても示唆に富むというか、すごい重ね方だ。これは相当準備されたキャラクターなのだなって。

 なんだかとても悲しい気持ちになってきた。本当にどうにもならないことを描きたいんですか? 本当に? 上質な悲劇をぶち当てられて混乱している。

その他

 本当に今更なんだけど、生き方を考えなければならないらしい。どうすればいいんでしょうね。


 あと、人をもっと信頼していくべきなんでしょうね。人間不信、得がない。