日記

日記です

20210224

 午後初っ端に面接があった。しんど。これをずっとやっていかないといけないんですか。根本的に会社選定を間違えている気もしてきた。精神的にしんどくなってしまったので以降も何もする気が起きず。

 なんかなぁ、本当に就職できる気が一切しないな。「自分はこんな人間です」とか「こういうことができます」とか、言うことが苦手すぎる。技能としてできないというよりも精神的に後からつらくなってしまう。これが続くともっと大変なことになってしまうんじゃないか。ううん、厳しい……。

読書

 全体として結構面白かったが、最後の方はなんかちょっと話を捻ろうとした感じもあったか。ゾンビというものは「死んでいるように生きている」人間のわかりやすい比喩になりすぎてもう陳腐とすら言えるけれど、だからこその「フィッツジェラルドの法則」との相乗効果があってその点はすごく良かった。その路線と文学への愛で十分に作品として成立したと思うし、陰謀的な流れに傾いたのはやや浮いて見えたけど、まぁこれは個人の価値観かな。

 ソンビという設定はあれど大枠で見れば一種のサナトリウムものとして読めるものだろうし、僕はこの手の話に対して結構心動かされるようになってきたなという感慨がある。以前はもっと馬鹿にしていただろうに。でもそういう賢しらな虚無主義こそが僕をこれまで幾度となく苦しめてきたんだろうし、きっとこれからも苦しんでいくんだろう。それを少しでも自覚できたのなら、そんなに悪いことではないのかもね。