日記

日記です

20210223

 祝日だということを意識せずにやっていこうと思っていたけど、あまり作業はできなかった。

読書

 短編集。後半2つはちょっと終わり方が唐突というか、もうちょっと盛り上がりも作れたのではないかという気はする。とはいえ前半2つの『連続体仮説』と『フェルマー最後の事件』はテーマ的にも僕の興味があるところでなかなか面白かった。あとがきでも城平京の『虚構推理』に触れられていたけど、まぁやはりこのあたりは現代ミステリの重要テーマではあるんだろう。

 前作もそうだったけど、殺人事件が出てくるような本格寄りのミステリと百合的な雰囲気の混ぜ合わせにはなかなか奇妙な味わいがある。さらに登場人物の名前が中国人のそれなのでもう一歩異文化感がありつつ、しかし主人公としての陸秋槎自体の心理描写は至極現実的なもので、デコボコな道を歩いているかのような読書だった。

 激烈に面白いという感じではなかったけど久しぶりの読書としては手頃なところで丁度良かったかもしれない。これから積み本を崩していけたらなぁというところ。

その他

 日記を上手く書けなかったときはちょっと落ち込んでしまうかもしれない。大抵はYouTubeの見すぎなのでなんとかしたいところですね。