竜王戦決勝トーナメント 久保-藤井(聡)戦が面白かった。駒を全部使ってのやりあいということで、僕は振り飛車あんまり好きじゃないんだけど、確かにこれが振り飛車(対抗系)の魅力ではあるのかなと思ってしまうほど。途中からもうずっと難解で秒読みにの時間も長かったが、何かは指さなくちゃいけないわけでやっぱりそこでひねり出していく姿っていうのは鑑賞に値するものだと思う。マインドスポーツの面白さを感じた。
中盤では久保九段の凝り形のほぐし方が異常に上手かった。あれだけ閉じ込められていた▲３九角が働きだすとか正気ではなかったなぁ。こういうさばきっていうのはやっぱり居飛車とは違うもんなんだろう。ちょっとショックを受けてしまった。
7月の目標は換言すれば「理性的である時間の最大化」なのかもしれないなと昨日思って、どうも僕は理性的であることに価値を置いているらしい。スポーツなのでどこまで理性的かというのも難しいところかもしれないけどこういうのも可能性としてはあるよな。
理性的であることの何が良いのかっていう点には答えられないし、あまり答えを探す気にもならない。そこが自分としては信仰の部分になる。
時間がなくてまとまりきらなかったけどそんな感じ。
