日記

日記です

0704

 10:12に研究室着。遅すぎてダメ。全然ダメ。死ぬしかない。

 できるだけ思い出さないようにしているんだけど、自分が2X歳だという現実が厳しすぎる。ここ数年の記憶がない。おかしいでしょう。もうすぐ死ぬ。

 競技プログラミングをやる。Visual Studioとg++で結果が異なるとかいうひどい状況に遭遇した。これで午前中が吹き飛んだ。こういうことがあるからひどいんですよね。苦しい。CLionというIDEがそこそこ良さそうなのでVisual Studioにこだわる理由もあんまりないかなぁという気分になってきた。

 午後に方針が違うコードを書き直しても同じ現象が発生する。は? なんだこれ。意味わからん。夢の中の意味不明感に似ている。理屈に合わないという感じ。

 そうこうしているうちに5限が来てサーベイミーティング。僕の発表が完全に忘れられていたようで悲しかった。もっと面白い発表をしなければ。悲しみに暮れながら書いた

 一日かけて一問も解けていないことに気づいて笑う。何事だよ。精進という意味では完全に無駄な時間な気がする。さっさと違う問題に行くべきだった。こういうところで要領が悪いというか、知能がないというか。今日は本当にダメですね。ゴミの塊です。

 やっとわかった。負の数のmodを取るときによくわからない動作が発生していたんだ。はー、つらかった。c++03だと未定義でコンパイラ依存、c++11では明確に定義されてるっぽいけどVisualStudioだとアレだったりするんかな。なるほどですね。こういうところでハマるんだなぁ。本番じゃなくて良かった。これを学びにしていかないと。

 さらに一問解く。双対グラフを考えて全域木構築の問題に帰着させるの天才の解法かよ。すごすぎる。こんなの思いつかない。

 どうでもいいところとしては今までvectorの初期化にresizeを使っていたんだけどassignの方が良さそう。特にICPCグローバル変数が汚れまくるタイプのやつだとこの書き方の方が便利っぽいなぁ。

 あと

 強い人のコードを読むとこういう細かい点も参考になる。

ゼロ年代

 僕自身はゼロ年代の亡霊ではないんですが、ゼロ年代の亡霊に対していくらか憧れがあることも事実なんですね。ゼロ年代の感性(というものがあるのか知らないが)と僕の感性が近いかというと微妙だとは思うけど、ちらちらと見聞きするその雰囲気はなかなか良さそうに思える。たいていそういうのはゼロ年代の亡霊が懐古する文脈に乗ったものであり、僕は見たことのない故郷を懐かしむような不思議な感覚になったりするのだ。

 アニメとアドベンチャーゲームがダメな時点で、文脈に乗ることなんてできやしないんですよ。

 僕が最も好きなライトノベルWikipediaによると2010年7月の作品らしい。そうですか。

 書いたり消したりしていたらほとんど文章が残らなかった。世代の話は好きだけど、上手くできるわけではない。

ユリイカVTuber特集号

輝夜月と仮想世界に!(AO)

 AOというのがどういう立場の人(組織?)なのか最初わからなかったけど思想集団という言葉かっこいいな。仮想世界、流行るといいなと僕も思う。

VTuberは、世界に向かってAIを叫ぶ(小林信行)

 Unity僕も少しくらいは触ってみるべきかなー。なにかモチベーションがあればいいけど、将棋盤とかだと、ちょっとうーむって感じなので、なんかいい題材があればな。

バーチャル化する人の存在(広田稔)

 トラッカーとかが庶民の手が届く値段になったのって本質的ですよね。結局そういうところで変革っていうのは起きるんだろうなぁみたいなことはちょっと思う。

タイトルが長いから略(海猫沢めろん)

 Youtuberやってみた体験が良いですね。私小説に似ているというのはわからない。「技術による身体性の切断」というのはある意味そうかなと思うし、それが一種の自傷行為的であるというの僕は良い話だと思う。思いますか?

個人バーチャルYouTuberという「自身のイデア」(届木ウカ)

 この人の動画一切観たことはないんだけど、精神の持ちようが面白そうで興味惹かれた。技術者、いいですね。そして作家でもあり、人格でもある。なるほどね。

「声」という商品のパッケージとしてのVTuber(皇牙サキ)

 一個前との対比で結構ドライな見方に思える。それはそれで良くて、こういうスタンスの人なんだなと思う(実は最近ちょっと動画を観ているがそれはまた別の機会に……)

月ノ美兎の4コマ

 やっぱりこの人変人だよなぁ。

委員長は美少年の夢を見るか?

 届木ウカと月ノ美兎のスタンスの違いがかなり明確に表れていて面白かった。エモの人である届木ウカと芸人である月ノ美兎の根本的な断絶は大きそう。

にじさんじ公式ライバーたちの実質的現実(泉信行)

 上の対談とかでも指摘されていたけど、にじさんじって結構特殊な部分を切り開いていっている集団で、虚構世界からはみ出ている部分が大きいとは思うんですよね。虚構存在の「尊厳」ってなんなのか。僕たちは内なる冷笑を超えてどこまでいけるんだろうか。

月ノ美兎は水を飲む(新八角)

 キャラクターは物語に属しているのか? わからない。そんな気もする。月ノ美兎は元キャラクター不在のままキャラ崩壊を起こしている。本当か? 存在の定立を視聴者との共同作業の中で行う。そこで発生する「場」の感覚。ううーむ。

 ちょっとちゃんと考えなきゃいけない気がするのでここで中断。虚構存在と僕らの交わりについてもっと知りたいな。

その他

 精神が虚無になってきた。これは無能感と連動しているという説があります。

 夕方ようやく問題が解けてからは精神が回復してきた。そういうことです。