出社。流石に人が少なくてモチベーションも上がりきらなかった。
読書
再読。カウンセリングに特段興味があるというわけではないんだけど、この本は明確に面白いなと感じる。
一つには言葉、あるいは自他の心情に対する鋭い機微が魅力的なのだと思う。最後の章の、精神分析的な展開をこういう講義形式でやってみせるのは単純にすごい。
思えば自分はカウンセリング的な小説が好きになりがちかもしれないとは思った。問答による考えの転換。まぁ広く見ればミステリもそういうもんだろう。
あとは自分のこの日記もある種の、書くことによる相対化なのだけど、それは以前読んだときの感想でも全く同じことを書いていそうだなぁ。