日記

日記です

20200707

 午前中は事務作業があって精神がすり減り、作業時間は30分くらい。午後は実装パートなのでいくらか楽しく、2時間ちょいはやった。計3時間12分。途中でタイマーかけ忘れていたり、夜にはYouTube観ながら作業してそれはカウントしてなかったりするので量としてはもうちょっとありそうだけど、まぁとりあえずこれで記録。


 アルバイト退職の手続きをした。退職同意書には競業避止義務の項目があり、こういうのに結構気分を害される。1年以内の同業他社への転職を制限する文言が含まれているんだけど、厳格に適用されたら僕はまともに就職できないことになるし、適用できないならこんなのはただのお飾りにすぎない。現実的には職業選択の自由があるのでそこまで制限できるはずはないし、「とりあえず」書かされる感があるのが嫌だ。そして僕も結局しょうがなく署名はするわけで、くだらない儀式ばかりに思えてしまう。虚無感が高まる。

分人

 分人概念をもっと自分の過去に引きつけて考えると、やっぱり中学、高校、大学でそれぞれ自分の性格的傾向は違っていたし、それは演技というより周りから引き出されたものと捉えた方が納得感がある。

 一番わかりやすいところでいくと、学力的な立ち位置と真面目度に相関がある気はする。中学、大学では比較的学内で「できる」方と見なされることが多く、そうなるとこっちもなんか真面目な振る舞いを自然と取ってしまう。高校では僕がバカ集団の一員みたいな環境だったからふざけた行動も取りやすかった。一番(やや悪い意味での)「オタク」らしかったのも高校のときだったし、生きやすかったと言うべきなんだろうな。

 ただもうこの高校の頃の分人を僕は上手く再現できる気がしなくて、そういうのが同窓会に行きたくない理由の一つなんだと思う。まぁ単純に他人に興味がないというのも大きいだろうけど……。

 日常的に会う状況じゃないとなかなか人間関係を続けていけないのは、「使用頻度の低い分人の維持が下手」という形で記述するのだろうか。あるいは、今までの分人から離れた姿を見せるのが苦手ということでもあるのかもしれない。考えてみれば、他人の自分以外に接する態度を見るのも好きではなかった。裏の顔なんてみたくない、自分が知るのは自分に対する相手の態度だけで良いと思っている。

 見る/見せる範囲を制限したい、秘匿するべきものは秘匿したいというのが僕の強い理念であるように感じられる。純粋至上主義を守るためにはそうせざるを得ないということでもある。視線が内側に閉じているというのはセカイ系の特徴として言われていたりもするし、やっぱり僕はそこがいくらか好きなんだろうな、と話が突然セカイ系に飛んで終わり。