日記

日記です

20191221

 なんかM2の人の発表を見に来いと言われたので大学には行ったけど、開催教室の連絡が来なかったので結局研究室で実装を進めていた。かなりリファクタリングしたのでこれで勝手にバグが取れていればいいなぁと期待するところ。それが出来てれば実験を進めて、あとは策を、といった感じか。

 不意に「結局プログラミングで解決できる問題って多くないんだろうな」と感じてしまい、いつかプログラミングに対して失望してしまいそうで怖いなと少し思った。それでも僕に扱える力としてはこれが最大のものだとも思うんだけど。

漫画

雨の日も神様と相撲を - 原作/城平京 漫画/戸賀環 / 【第1話】奇跡の村の神様 | マガジンポケット

 結局読んだ。

 文季かっこいいし、お嬢さんのビジュアルも強いな。悟叔父さんのイメージはかなり違う。僕はかなり文章中の描写を無視してイメージを構築する人間なので、間違っているのはこっちなのだろうけど。

 相撲シーンを描くのめちゃくちゃ大変そう。いやーこれは大変な仕事だなぁ。それにやっぱり真剣に相撲シーンを描かれると、異常性が目に見えてしまうのでやっぱり少し微妙かもしれない。シュールさが失われて妙なリアリティが目についてしまうような。

 この作品ってある意味「いやなんで相撲!?」「いやなんでカエル!?」みたいなシュールさを軸に、そこへ殺伐とした(創作では)よくある感じの事件が起きて「これだよこれ」みたいな安心感が生まれ、その奇妙な味わいによって進行していくことが重要だと思っていて、そこの雰囲気がどうだろうか。それがある意味でカモフラージュになって最後にツイスト決めにいくわけだから上手く醸成されると収まりがよくなりそう。

 小説だと細かい薀蓄の挿入が結構効いていた気がする。あとは細かいキャラの動かし方なのかな。まぁ文季の方はわりと普通にやってもなんとかなりそうだけど、真夏お嬢さんの動かし方だよなー。あそこの描写はちょっと違和感あって、あれ原作からそうだったっけ? という気にもなった。城平京、明らかにギャップ萌えが好きそうという印象がある。

 まぁやっぱり話の筋を知っているともうダメで、これを初見で読んだらどういう印象になるのかは想像できない。でも少なくとも悪い出来ではないと思う。まだ始まったばかりだけど、全体としても綺麗にまとまると良いなと期待している。

 作画の戸賀環って人、まぁ当然知らなかったんだけど、検索すると漫画賞で奨励賞を取った際の講評が出てくる(というか情報はこれしかほとんど出てこない)。

ストーリーや設定はわりとよくあるもので、突出したアイデアは感じませんでしたが(中略)少年キャラの絵に瑞々しさというか、色気があって、これは作者の武器だなと思いました。

 みたいなことを言われていて、あぁ作画担当といった感じ。実際こういうお話と作画分業制はどうなんでしょうね。個人的には好きだけど、作る側としては面白みがないものなんだろうか。