日記

日記です

20191121

 体調はかなり良くなっている気がするが、精神的に厳しいニュースが一日に二発も来てしまった。

 まず一つ目はMuZero。研究テーマもろ被りで、つまり今の自分の研究テーマは潰れました。まぁAlphaZeroの拡張としてはとても自然な流れなので本家の人たちが手を付けるのは当然だし、他にももっとやっている人はいるだろうし、そういうリスクを知っていてこのテーマを選んでいるのだから完全に自己責任ではある。そうはいっても、少しはつらいが。一応完全にはおじゃんにならない可能性もあるらしい? よくわからないがあまり精神的元気も出ない。こっちのニュースはちょっと現実感がなく、あとから効いてきそう。

 二つ目は今アルバイト行っているところからの正社員としての不採用通知で、インターン合わせてもう3ヶ月以上働いている中でそうなるとははっきり予想外だった。まぁこれも悪いのは当然自分で、こんだけ期間があったのに30分面接しただけの上司の意見でひっくり返されてしまう程度の成果しか出せなかったのだから。メンターの方には採用を押し通せなかったことを結構残念がってもらったのでそれは申し訳なかったな。

 不採用理由も一通り説明されて、はっきりとは覚えていないがだいたい(1)熱意がない(2)社会性がない という感じのことだったと思う。それなりに納得感もあるが、体よくあしらわれたという気もする。まぁ会社側が合わないと判断したのだからそうなのだろう。確かに反論してまで入りたいような強い熱意はない。

 なんだろう、インターン含めてこの会社の採用フローは結構面接を重視しているんだなとは思った。僕は面接が得意な方ではないし、そもそも「面接なんて言語が通じるかの確認でしょ」と思っていたので結構驚きではある。それで本当に合否を決めるのか、マジか! という気持ちがある。そういう意味で合ってないと言えばそうなんだろう。

 いや、冷静に考えて数カ月の積み重ねを一撃でひっくり返されるって、よっぽど面接での印象が悪かったんだろうなぁ。研究室の先輩にも「研究室志望者面接の態度は結構やばかったよ」とは言われたことはあるが、なるほどこれは悪いのか。

 ミスマッチを回避してもらったということで良いことなんだろうが、でもやっぱり他人から不要だと言われるのはそれはつらいことだよなぁとも思う。高校受験とか大学受験を思い出してしまうね。嫌だね。

 でも思い出してみると明らかに大学受験の方がつらかったのでやや平気になってきた。自分の性格にいくらか難があることは自覚しているので、そこで判断されるなら仕方がないと思える。能力そのものを徹底的に否定された大学受験の方がつらかったな。

 結局、多少変なところがあろうと圧倒的な能力と成果があれば渋々でも受け入れられたはずで、僕はそっちがなかった方を問題視するし、性格とか面接の態度を治そうとはまるで思わないんだな。もっと迅速に巨大な成果を挙げなければならなかった。それに失敗した。そういう話だと認識している。

 人間を道具とその使用者に二分するとすると僕は絶対道具側だろうしそうなりたいという気持ちが強い。BLEACHなら斬魄刀だしソウルイーターなら武器が良い(あんまりどっちもちゃんとは読んでないのでかなり適当な発言)。道具というのは基本的に合目的的だものな。使用者が欲しいと言われても知らんよ。

 あー、今日一日でいろんなものを失った気分だ。もともと手の中にあったものでもないんだけど。そうか、そうなるんだな、という感情が多くよぎった。なるほど。また明日。