日記

日記です

20190812

 今日は10時から19時まで研究室にいたけど、作業したのは最後の1時間だけ。しかしこれが限界なんだろうな。こうやってやる気が降ってきたタイミングを最大限使うためにずっと研究室にいるわけだし、それが弱者の戦略。

 休むのが怖いということは、自己暗示が解けるのが怖いということなのかもしれないと思った。本当は研究が好きではないのに好きなフリをしている。休むとそれに気づいてしまう。嘘を本当にするために研究が好きな人の振る舞いを模倣しなければならない。

 休みの少ないブラック企業も同じような理屈なのだろうか。嫌な仕事を、嫌だと自覚したまま、週休2日でやっていくこともまたつらそうだ。だから休みなく働く(働かせる)ことでこの仕事が好きなのだと暗示をかける。そこまで行かずとも、好きとか嫌いとか考える余裕をなくすくらいの意味合いはあるかもしれない。自分が何を好きで何を嫌いかっていう判断は、時間をかけなければできないことだと思っている。

 自己暗示が完璧にかかるならそれはそれで一つの幸福の形だろうとも思うが、一方でそんなに人は上手く自分を騙せるものでもないようにも思う。これはもうやってみないとわからないもので、それで多くの人が破滅したりする。正しい方法は事前にはわからない。何もわからない。

その他

 優秀な人でもこういう気持ちで過ごす時期があるのだなぁと思った。でも解決の仕方はあまり参考にならないのでそれはそうだなぁと思うだけでもある。