日記

日記です

20210419

 日記は僕の空間なので、就活の話を控えることはありません。くだらないことはくだらないが、自分にとっていくらか重大事であることも確かであり、書き残すべきだと思うからです。Twitterではしません。


 今日は細かい採用条件の説明を受けにまた会社へ。しかし会社に行ってノートPC開いてリモート面接が始まるってどういうことなの? なんで呼びつけたがるのか意味不明。

 聞きたいことを事前に多少考えていったつもりではあったんだけど、いざとなるとなんか上手く質問できないんだよなー。そういう自分に嫌気が差す。

 なんか説明を受けてもやや不信感が強い。気になるのは

  • 給料が低い
    • 月給21万(基本給18万 + 職務手当2万 + 精皆勤手当 1万)
  • 採用プロセスが30分程度の面接×2のみ
  • 妙に何度も会社に来させる
  • 受託開発が多くて納期とかがきつそう

というあたりで、種々の手続きになんというかTraditionalな雰囲気をすごく感じる。

 1ヶ月入社が遅れるのは僕が全面的に悪い話だが、本来1年目の冬から出る賞与が来夏からというのもちゃっかり削られたなという印象を受ける。給料も安い、安いよな? 僕の金銭感覚がバグってるだけ? でも月に8時間×21日勤務で換算すると時給1250円ってそれはさすがに軽く見られている気がする。驕りすぎかな?

 土曜日出社も年6,7回ほどあるとのこと。まぁこのあたりは受ける前から知ってはいたが……。全般的にうーん、って感じではある。

 あまりにもヤバい会社だったら辞めればいいけど、現実的には「そこそこ嫌なことがたくさん生じるが辞めると決断できるほどではない」という感じになるんじゃないか。そして質問すら上手く言い出せない人間が退職を上手く言い出せるか? あるいは就職活動をまともにできない人間が転職活動を上手くやれるか? という問題はあり、はっきり言って見通しは暗い。

 これはどこでもそうなのかもしれないけど、返事を電話でしろというのも結構嫌だ。採用プロセス中も一回会社からっぽい電話がかかってきて、無視してたらメールで連絡が来たんだけど、最初からメールで良いじゃんって思う。そういうあたりの気の合わなさ絶対入ってからもありそうなんだよな〜。

 や、でもここで断るなら最初から受けるなよって話でもある。たちの悪い冷やかし行為かよってね。それに他にアテがあるわけじゃないので、断ったらまた無からの就職活動なんだよな。それはそれでしんどい。

 自分みたいなカスにはこういう仕事しかないだろ vs 生存のためだけに仕事をするのはつらすぎる の話となっている。

 返答の期限は今週金曜日まで。どうすっかな。


 まぁこれくらいのところまで進んだので一応親には連絡した。相談する気はないけど、どういう反応をするのかはちょっと知りたいとは思ったのもあり。まぁ各人予想の範疇内ではあったかな。その中ではやや否定的ではあったかも。


 就活の話はするが、愚痴っぽくならないようにはしたい。世界を恨みたいわけではない。

20210418

 今日はずっとダメだった。朝、変な時間に目が覚めてしまって、それ以降も上手く寝られず。昨夜に朝食の準備もしていなかったのでカップ麺を食べたのも悪かったかもしれない。お腹の調子がずっと悪かった。

 精神的にも身体的にも休みにはならなかったが、こんな日もあるよねーとは思う。もちろん無いほうが嬉しいが。

デレステ

 なんか久しぶりに触ってみるかーという気分になって、古いiPhoneを掘り起こして起動した。何年ぶり? まぁこれも気まぐれではなくて、北条加蓮さんの新カードが出てるとかそういう情報をTwitterかなんかで見たからだとは思うが。

 ジュエル貯まってるだろうと思ってたけど、200連分くらいしかなくて、全部回しても出ませんでした。あ、そうなんだって感じ。Androidへデータ以降するのも面倒だし引いてもちゃんとやりだしたかどうかは微妙なところだったろうけど、これで完全にやることはなくなったな。さらばデレマス。

 デレステを始めたのは[ソング・フォー・ライフ]北条加蓮が出たタイミングなので、調べたところ2016年10月31日あたりらしい。Trinity Filedイベント(2017年11月19日)でやめたという認識でいたが、この日記を検索かけたらそれ以降も結構やってんじゃん。記憶が改竄されている。えー、結構ショックだ。自分の記憶ほんと信用ならないな……。

その他

 競プロは全然ダメだな。考えても何か思いつく気配がないし、考え続ける集中力もない。結構やめてしまう危機的状況にはあると思う。コンテストの復習すらまともにできてないので。

 ここで終わりか。終わりなのか。

20210417

読書

 最近やや仏教に興味を感じる部分があったので短めの入門っぽい本を。

 まず根本的な宗教に対するスタンスとして、僕は神的なものを現状では上手く信じられないという性質がある。その点、仏教は基本的に釈迦の教えが伝わってきたものであり、超越的な神を想定するものではないのでややマシなところがある。そういう意味では仏教は哲学に近いところがあると思っている。まぁ結局派閥を作ったり規則を決めたりとかいう人間社会の振る舞いをやっているのは端的にダサいなとも思うが。

 本を読んでみた感じ、始まりのゴータマ・シッダルタ(仏陀)がどういう考え方をしたかというところにはやや興味を持てるが、その後仏陀が神格化されたり、大乗仏教となってわけわからない方向に行くとついていけない。

 仏陀の思想についても、執着を捨てる、「快」からも「不快」からも離れるべき、あたりの要素は嫌いにはなれないが、輪廻転生は信じられないし、業が少なくなるように振る舞いを変えるべきだという自由意志をもとにした主張である点は好きではない。

 内容ではない話をすれば、仏教に限ったことではないが、根本的に「悟った俺がお前に教えてやろう」という態度自体がムカつくな。そういう態度を取り出したらもう終わりじゃない? って気がする。

 仏陀が入滅し様々な解釈へ分裂していって大乗仏教あたりになると完全にもうおかしくなっている感じがある。阿弥陀仏あたりから対象の神格化が始まっているのかな。

浄土仏教はゴータマ・ブッダの仏教の姿からかなり遠いところへ行った面を持つことは間違いありません。インド仏教が持っていた独自性をそこなっている部分もあります。

 そういうものが大衆に受けた、そういうものでないと大衆には受けなかった、ということなんだろうけど、寂しい話だな。

 ちょくちょくヴィトゲンシュタインの概念を持ち出して説明を補強してくるところがあるが、それならもうヴィトゲンシュタインを直接語りなよって感じかな。仏教を追うよりは哲学史を追った方が良さそう。

20210416

 あれ、今日は何をしていたんだっけ。すごくサボった気もしないけど、実際にやったことがあまり無いような。記録を見るに、dlshogiの対応をちょっと進めてあとはAndroidアプリの方をいじっていたのか。


 これは強く反省する点だなぁと思う。僕は基本的に楽しい気分にならない話はするべきじゃないと思っているので。

 一方で、そういうツイートの方に「いいね」が付きがちという現実もあるのも確かなことで、これがちょっと良くないなと感じる。ここ数日は特に「これ結構上手くツイートできたな」と思ったものに全然反応がなくて、フォロワーの関心と僕の関心に差があると感じることが多い。反応を貰うためにツイッターをしているわけではないが、あればあったで変化はできるものなので。自分があまり他人のツイートへ多く反応する方じゃないので何を言ってんだという話ではあるが……。


 何か書きたいけど書くことがない。インプットが足りてないか。

20210415

読書

 5年ぶりの再読。以前読んだときはあまりピンとこなかったけど、今回読むと結構刺激的なことを言っているなと思った。情報量と統合量のバランスが大事という意味でなんか結論としては要はバランスになってしまうわけだけど、それについてちゃんと定量化手法を考えて装置も実装してというのが大変にすごいわけで、こういう研究をこそしたいものだと思ったり。

 今のニューラルネットワークに不満な点も、やっぱり一つは「意識」的なものがないというのがあるはずで、僕は記憶の問題かなーとか思っていたが、(時間的な経過を考えるという意味ではやはり記憶的なものではあるが)こういう考え方の方が適切な気はする。記憶だけならハードディスクでもできるが、ハードディスクに意識があるとも思えないのはそうなので。

 ニューラルネットワークとハードディスクの中間を上手く作れるだろうか。この理論から考えれば、人工知能が意識を持つことだってあり得るという定義になる(そもそも意識自体が連続的な指標になるので)。そうなるとやっぱり人工知能の権利という問題は避けられないのかなーなどとも。人間と同等の意識を持つと認めつつ、それを奴隷のように扱うことは難しそう。

 そもそも人権だって、意識レベルに応じたものに成りかねないのか。あなたの情報統合量は50なのでこれこれの権利までしか認められませんみたいなことに。まぁそれはやや極端だが、たとえば脳死判定をこの量で行えばそれが生きる権利そのものに直結するわけだから、部分的には生じる問題かもしれない。

 指標はハックされるというのが必然の理なので、情報統合量トレーニングセンターとか、あるいはそういうものをもとにした詐欺とか、そういうものも生まれるんだろうか。IQとかレートじゃあるまいし、まともに振る舞える人間の中で差ができるような指標ではないかもしれないけど。

 本の中で具体的な指標の計算方法は書いてなかったが、有志の記事があった。うーん、ちらっと眺めた感じではなかなかややこしそう。

その他

 この欄にちょこちょこ書いていたが結局消した。愚痴っぽいのは減らしたいね。

20210414

 ここ2日よりはマシな感じだったが、あまり捗った感じではなく。dlshogi対応のコードを検証していたが、やっぱりミスではないのかな? よくわからないのでそろそろ諦めたいな。


 内定が出たようです。うーん、30分にも満たないくらいの面接を2回やって即内定ってなんなんでしょうね。スクリーニングをちゃんとやる会社には受からないが、そこが甘いのはそれはそれで不安だ。(僕みたいな)どんなヤバイ人が紛れ込んでいるかわかったもんじゃない。

 業務内容もハッピー満点ということはなさそう。賃金も高くはないし、ほんとに生命維持のためだけの労働という形になりそうで、とてもくだらないなって思う。

読書

あなたの人生の物語

あなたの人生の物語

 テッド・チャンは昔からちょっと気になっていたので読んでみた。そこそこ長めの短編が並んでいて、特に後半の方が個人的には好みだった。なんというか、作中で両面からの議論が行われているような作品が良かった。小説の形を取る意味がどれだけあるのか、哲学書ではダメなのかという疑問も湧いてくるわけではあるが、現状では曖昧にしか言えなくとも、何かはある、と言いたいところだ。

 表題作『あなたの人生の物語』は、時系列的なものの見方に対して違った角度からの視点を投げかけてくるもので、非常に刺激的。因果的な考え方と目的論的な考え方をそういうふうに対置するのか、という感じ。それが悲しいトーンのもとに、しかし悲嘆に暮れて終わるだけではない形で描かれるのは面白かった。

 『地獄とは神の不在なり』は信仰についての揺れ動きが興味深い。僕も現状ではなかなか神を、あるいは宗教を上手く信じることができていないわけだけど、それが必ずしも正しい(自分の幸福度を上げている)と思うわけではなく、今後信仰へ到達するということもあるのではないかと思っている。

 巻末のこの作品に対する注釈において

ぼくにはヨブ記は信念を貫く勇気に欠けているように思える。もしこの話の作者が美徳は必ずしも報われるものではないという考えを本気で主張しようとするなら、話の結末でヨブはすべてを奪われた状態のままでいるべきではないだろうか?

と書いてあるのが印象的だった。見返りが与えられないからこそ美徳が一層輝くというのは、ある意味で『スパイラル 〜推理の絆〜』の話でもあるから(まじで僕はこの作品の話ばかりするな)。

 『顔の美醜について―ドキュメンタリー』はまさに議論の戦いそのものを描写した作品だった。ルッキズムを技術的な手段で克服することが果たして正しいのか? という議論について、僕は基本的に賛成側ではあるんだけど、否定側の主張にも頷けるところは多かったし、そこからさらに新技術によって混迷を極めていくのが面白い。やっぱりSFの中でもこれくらいの近未来ものが好みだな。

その他

 これで積読は一通り崩し終えた。つまりここからはお金を払って新しい本を買わなくてはならないわけで……。

 この先ほんとどうすんだろ。

みたいな話もあって、研究なんてものはこういう機関に任せておけという気持ちが一層強くなったりもした。自分は自分の生命維持だけを考えておけば良いということなんですか? 本当に?

 楽しいとか幸せとかよくわからないし、能力がないから大義も為せなくて。こういうありふれた話を、今まで対して気にしてなかったんだけど、ようやく問題かもしれないって思えるようになったのか。それ自体がどうしようもなくつまらないことだっていうのがひどく嫌な感じー。

 とりあえず日記を書き続けられたらそれでいいな。この先なにがあって、どう感じるのか。愉快なことなんて全然なくても、書ければ。

20210413

 午前中は起き上がれずずっとベッドで倒れていた。最近はこういうことが多い。特にここ2日は平日なのにプログラミングをやる気がさっぱり起きなくて……。


 全然終わった話にできていないのでまだこれの話をするんですけど、(当然書いてあるべきなのに)書かれていないことに注目することもできて、たとえばアルバイト先の人への言及はあるのに研究室や指導教官に対しては一切触れていないというのは奇妙な話であり、そこに何かを察する余地はある。何を察されても別にいいけどね。

 後は、試して向いてなかったのがわかったので良いというのも、それにどれだけ金と時間をかけてんだという話ではある。様々な事情で試してみることすらできない人がいる中で、「親に全額出してもらって大学院行ったけど、いやーやってみたらダメだったわ」などとヘラヘラしているなら最悪刺し殺されても文句は言えまい。文句は言わないので誰か僕を刺し殺しませんか? いや冗談。冗談だって。

 僕は世間知らずの子供なのだなぁという感覚が強くなっていく日々だ。何もできないのに理想ばかり高い。あまりにも問題は大きく、自分は無力で、どうすればいいのかわからない。

 どうでもいいけど、中間項を上手く考えられないから、そういったところをすっ飛ばしていくストーリーテリングとしてセカイ系が好きなかもしれないな。