ここ1週間ほどずっとそうなんだけど、妙に体調が悪い。咳とか鼻水が出るわけではないがずっと頭がグラグラする感覚がある。今日はずっと寝ていて、精神力を犠牲に体力を回復する日にしようと思っていたのに、精神状態ばかりが悪くなって体調はあまり良くならなかった。つらい。こうやって終わっていくのかもしれない。本も読みにくいしプログラミングも集中が削がれる。残された時間は思ったより短いのだという感覚になった。
つらい状態とつらくない状態があったとき、後者の方が望ましい、後者を目指すべきだということすら僕は確信できないなと思った。つらくない状態が良いとする理由を見いだせない。体調不良だけでなくとも、何か社会的な問題に巻き込まれて拷問されるような人生になったとしても、やはりそれが悪いとする、避けるべきとする根拠をどこに求めれば良いのかわからない。
またつらくない状態を目指すべきだとしても、長期的な目線を持ち込んだら局所的な最適化がむしろ逆効果な可能性だってある。そこを決めたところでやっぱり行動を決定するにはまだ不十分に思える。現在ある程度つらかったとして、対処療法はいくらかあるとして、中途半端にそんなことをせずに現在のつらさを最大化してさっさと自殺できるような精神状態に持ち込んだ方が長期的にはつらさの和が小さい可能性を、どのように否定すれば良いのかがわからない。
展望が見えない。なにもわからない。なにも選択できないうちに時間が過ぎていく。有機的肉体を持った自動人形という感覚だけが強まる。
