9時半ごろ研究室へ。無の作業をしてから2限はカルマンフィルタの講義。誰でも知っているべき確率論の話だったけど僕の勉強が甘すぎてひどかった。何も学んでないんだなぁ。
夕方から夜は後輩の資料作りを手伝っていた。今はM1がB4に論文を与えて読ませているんだけど、とあるM1が選んだ論文がめちゃくちゃ難しいやつで渡された人が可哀そうになっていた。当然難しいのを選んでしまう人は何もわからず選んでいるからそうなるのであって、ろくなアドバイスもできていない。そういうわけでお鉢が回ってきたりする。
惰性で院に行っているだけの人が研究好きなわけなくて、そういう人のモチベーションが低いのはわかるし別にそれに対して怒りも覚えないし理不尽だとも思わない。ただまぁそういうのの対応で21時半頃まで残ってあまり興味のない論文を読む生活はとても空虚だ。僕も能力が低いから問題を解決できたわけでもなく。空虚のみがここにある。
その人より僕の方が明らかに幸福感が低い。幸福になるのに重要なものは性格だと思う。僕は性格が悪く、幸福に向いていない。
せめて研究を好きならば話も違うが、僕も別に研究が好きなわけではないから。好きだとも向いているとも思わない。なんでやっているのかはわからない。慣性のままに動いているだけな気もする。僕は保守的というよりも、主体性がなく流されるままに生きているだけなのだ。
食べる量が増えている。特に甘いもの。身体がどんどんぐちゃぐちゃになっていく。
夏はどこかへ行こうかな。ここではないどこかへ。
