日記

日記です

20230308

 リモワ。辞めることが公になった。後はもう転がっていくだけ。

小説

 今日も今日とてさよならの言い方を学ぶ。

 また面白いのかどうかわからなくなってきた。でも面白いのだと思う。だいたい空気感もわかってきた。

その他

 内心の自由というのは、別に誰かに保障されなくとも自然に担保されているもののように思えることがある。一方、何年かに一度盛り上がる話として、機械学習で脳波を読み取らせるとかその類のものがある。内心の自由があるのは、人間が他人の脳を覗けない程度のレベルの低い生き物だからだとしたら。

 内側と外側、個人とそれ以外といった仕切りもそれほど絶対的なものではない可能性がある。主観の檻みたいなものも、実はそれほど強固ではないのかも。

20230307

 リモワ。うーん、調子は良くない。

 業務後はずっと本読んでいた。一日一冊くらいのペースで読んでいかないと間に合わない。

小説

 結局面白いじゃん。というか、らしくなってきた、と言った方が適切かもしれないけど。ここまで読むと、キャラクターの造形が河野裕だなぁっていうことがちゃんと納得できて安心する。

 でも今の僕に必要なのがこれなのか? それはわからん。とにかく読んでいくしかない。

その他

 微妙にやるべきことが残っているのが気にかかる。特に休み無く次の月から動き始めるということで、なにもかも気にせず本だけ読んですごす期間を作れなかったのは、まぁ自分の性格からして予想通りではあるんだけど、残念。


 日本語で小説を読んでちょっとした表現を気に入ったりするその感覚と同じものを、どれだけ勉強したとしても母語以外で小説を読む場合には得られる気がしない。そうでもないのかな。

 あるいは同じ感覚を得ようという考え自体がおかしいのかもしれない。第二言語で小説を読むという感覚もそれ自体固有なもののはずで、母語で読んでいるだけでは得られていないというのもそうか。でもまぁそこに労力を割きたいかというと。

 僕はもうこんなにも歳を取ってしまったし、こうでしかない、こうとしか考えられないという要素を大なり小なり持ってしまっている。こういう主観から逃れることができないっていう事実が、どう頑張っても限界として存在してしまうよなぁというのを考える度、なんだか微妙な気持ちになる。


 早く肉体から解放されて楽になりてぇ。

20230306

 出社。直属の上司に口止めされているから辞めることは全然言ってないのに、当たり前のような顔で周囲の人が知っている。最後までマネジメントが謎なところだった。

読書

 目を通したけど、これはちゃんと手を動かさないと意味がないやつだな。土日にやる気が出るだろうか。次職までの土日があと4回しかないことに慄く。

 結局、C++ちょっとわかるとか、深層学習少しは知っているとか、アルゴリズムも身に覚えがないわけじゃないとか、そういうところを活かそうとするとこういうリアルタイムロボットに目を向けるのが良さそうという実践的な話でしかない。ある意味ではしょうもない話。

小説

 この作品は出自が出自だから、どういう態度で接すれば良いのかがわからなくて、2巻で読むのを止めたまま、でも新刊が出る度に買うだけ買っていた。せっかくなのでこの機会にもう一度挑戦するかと一念発起。

 これって面白いんですか? さっぱりわからない。謎の要素が多すぎる。判定不能なので保留して読み進めるしかない。

その他

 自分の積極的な選択で不幸になる、という状況にはいくら経っても慣れない。転職という決断はどうだったのかな。わかんね〜。

20230305

 うーん、今日も全然調子が出なくてダメだった。これだけの時間があったらやりたかった勉強を結構進められただろうに。というか競技プログラミングだってできただろうに。まぁそういうときもある。

 ここ数日は花粉症もだいぶ収まっているし、と油断してお昼に散歩したら酷い目に遭った。帰り際からもう鼻水が止まらない。しばらく散歩やめておくか……。


 技術書を読んでも上手く頭に入ってこない。今は小説を読むべき時期なのかもしれない。


 虚構キャラクターと会話できるならどのキャラクターとしたいかという話題。強いて言うなら河野裕作品の誰か(浅井ケイか七草か)かなぁとかは思うのだけど、冷静になってみると、今の僕と彼らとではかなり歳の差があるということに気づいて、ショックとまではいかないが時間の流れを感じる一幕があった。


 この先どうなるんだろうねぇ。つらいことがあまり多くなければいいねぇ。

20230304

 午前中はドコモショップに行って名義変更しようとしたけど、いろいろあってできなかった。手続き難しい……。

 午後は、競プロやらないので時間があり余っているなぁと思ったけどちょっと本読んだくらいであまり有効に使えなかった。自分がなにをやりたいのかよくわからん期。そんな感じなので実はちょっと業務の方の作業をやったりも。なんで今月辞めるプロジェクトを進めるために時間を費やしているんだか。

ライトノベル

 この前読んだ『放課後の嘘つきたち』が良かったのでこちらにも手を出してみた。

 どうしても設定がいくらか似ている某有名シリーズなどが頭をよぎってしまうところもあるが、まぁまぁそういうところは一旦触れないとして、それなりに面白いんだけど、もう一歩、もう一歩だけトリックかその効果に深みが出てくるととても良さそうには思う。その意味だと先の作品の方が良かったかな。そちらの方が後の作品なわけだから、作風の変化ということにもなるのだろうか。

競技プログラミング

 コンテストは普通。特になし。

その他

 パソコンに向かう気が起きなかったのは、ちょっと視力が落ちた感じがあって文字が見づらかったからかも。明日はプログラミングができればいいな。

20230303

 リモワ。特になし。

 結局僕は「頑張る」ということが上手くできなかったなぁ。もう今後はそういう前提のもとでやっていかないといけない。自分は頑張れない。その中でどうするか。

人工知能雑感

 ChatGPTのAPIが公開されたとかで話題になっていたけど、相変わらず利用方法が思いつかない。業務中はログインするわけにもいかないし、最近趣味のプログラミングも止まっているので仕方がないのかもしれない。一緒に読書会してくれるなら有用かもしれないが、それにはまだいろいろ問題があるしなぁ。


 若干のキャラクター性を持たせる方向性には少し興味あるかもしれない。でも、美少女キャラクターと喋りたいという気持ちはないし、過去読んだ小説・漫画などから会話してみたいキャラクターを思い出そうとしても意外にピンと来るものがない。そもそも他人とあまり会話したくないな……。


 結局トークンベースの自然言語処理で行くところまで行ってしまうのではないかという雰囲気になっており、やや不満。日本語の特に漢字が表意文字であることの利点をだいぶ投げ捨てているのではないか。トークン化に使用されているのはSentence Pieceだと思うけど部首とか旁(つくり)が文字コード関連で微妙に織り込まれるものなのかどうか理解していない。


 人工知能が発達し、「自分よりちょっと優秀で、人類の最高峰よりはまだ未熟」くらいの状態が続くのが一番嫌かもしれない。職は失いそうだし社会変革はまだ進みきらないくらいでつらい思いをする期間が長くなる。


 今後十年で、巨大言語モデルの性能が現時点から一歩も進まないということは考えにくいと思うし、やっぱり十年後には競技プログラミングで負けている可能性が高い。この先なにが起こるかねぇ。エンジニアとしての総合的な能力だとどうだろう。不安が強く、期待は少しだけ。

20230302

 出社。なんか歳下相手へ説教気味になってしまった気がする。言いたいことを曖昧にぼかしてしまうと、伝わりきらないので言葉が増え、しつこい感じになる。コミュニケーション、むず!

小説

 うむー。悪くはないけどちょっと技巧的すぎやしないかという気もする。講談社ノベルスらしい感じ。時間ずらしとかかなり強引な印象だった。今の目線で見てしまうのも良くないとは思いつつ、画家に関する仕掛けってこのネタも流行ったよなぁみたいな。いや、実際そういう明確な流行りがあるのかとか正確なことは知らないけど。

その他

 久しぶりに内向モードかもしれない。大学院出てからここまでの2年弱は、結局かなり外交モードだったように思う。次も4月からは自然とそうなるだろうし、この3月はせめて内向きを楽しみたいか。