日記

日記です

1024

競技プログラミング

 最近はブログに書いていないが、一応1日1問は続けている。ARCの3問目はアホほど難しい問題も混じっていて頭がおかしくなりそうだ。記事を書かないと解法の理解が適当なままコードを写経するだけになる。これで鍛錬になっているんだろうか……。

ブログ

 やっぱり競技プログラミングの解いた問題を記事にするのは別のブログを作った方が良かったなと思い始めた。というか、はてなブログのシステムが自分には合ってないのかもしれない。読者とかアクセス数とかTwitterで言えばフォロワーとか、そういうものを気にしないでいられる心の強さがあればいいのにね。

 また新しいブログを立ち上げようかとか考えてしまって、なんだよって思う。書いたものが方々に散逸していて全く管理できていない。じゃあなんのために書いているの? なにもわからない。

 いろいろ考えていたら、はてなブログの前も違うところで同じような日記を書いていたことを思い出した。2年以上前の一番古い記事から読み返してみると、ですます調で書いてあるのが面白いね。書いてある内容自体は今とあまり変わらない。今と同じようにTwitterが苦手、アニメが苦手、カープが勝った負けた、友達がいなくて寂しいなどの話をしている。あとは課題がつらいとかそういう話も多いな。B4になった今だとそういうのは全くなくなっているんだけど。

 2年も前だとかなり忘れているので読んでて面白い。重要なのは結局この日記が幸福度の上昇に貢献しているかどうかという点なんだけど。

 結局Twitterむしろやらなくていいのではみたいな気持ちにもなってきた。その日の気分次第で変わってしまう。なにもわからない。

ゲーム

 VA-11 Hall-Aはものの見事にバッドエンドに行った。わりと真面目にやっていたつもりだったんだけどな。救済措置ありで2周目いけるようなのでちょっと迷い中。スキップ機能はなさそうだから手間がちょっとなぁ。

その他

 最近は朝が起きられないし、いくら寝ても眠い。ちょっと前は深く眠れなくて苦しんでいたのに。まともに活動できる時期が1か月もない。

1023

コンピュータ将棋

 AlphaZeroが学習部と自己対局部を並列に動かしているということをようやく理解して、これは実装するのがちょっと面倒くさそうかなぁという気分にもなってきた。まぁやれば数日という気もするけど。

 なんというかそこの比較をしたいのかというとそうではない気がして、しかしそういうところをちゃんとやららないと研究として成立しないのではないかとも思える。どの程度先行研究を忠実に再現しなければならないものなのか。提案に対して適切な比較となる実験さえできていればいいようにも思ってしまうが……。

 A3Cチックにやりたいとも思っていてできるだけ軽量なアーキテクチャにしたはずだけどあまり実装していない。

 ちょっと研究テーマについて迷走を感じる。やっぱCOM将棋からは離れるべきだったかなぁって今でも思っている。

 11月以降はコンピュータ将棋の話はできるだけTwitterに書きたいですね。手法自体の話をしなければ別にいいと思っているんだけど、リテラシーないやつだと思われるかな。

ゲーム

 今日もVA-11 Hall-Aを2,3時間ほど。話が動いているんだが動いていないんだかよくわからない。このゲームに落としどころっていうのはあるんだろうか? あぁでも確かに終わりを予感させるものはあるなぁ。なるほど。

その他

 明日人に会う予定があったのだけど無くなってしまった。それをきっかけにTwitterを再開しようと画策していたんだけどな。メフィスト賞受賞作品一気読みというベタなやつがやりたくて、それやるならTwitterでやりたいという気持ち。気持ちです。

 人付き合いは得意ではないけど、やはり一人というのは寂しい。そういうものです。悲しい話だ。

1022

 研究室を余ったパソコンを稼働させて新たに2台まともなデスクトップを使えるようになった。クラスタとかそういうことをやれるわけではないけど、学習をいくつかの設定で回すとかそういうことには使えそうだと思う。

 一応は共用パソコンということになるんだけど、席の関係上、僕以外に使う人はほぼいないだろう。多分。ほんと4月に適当に決めた席の重要性が半端ない。同期の中で僕だけ一人離れているのもちょっと浮いている原因の一つだろうし、両隣が空席なので私物やパソコン置き放題という素晴らしい面もある。しかしこれでも機械学習系の研究室としては計算資源の少ない方なんだろう。弊学金無。

 Momentumを実装した。テストしてみたところ、都合のいい条件下とはいえめちゃくちゃ収束が速い。しかしValueの学習めっちゃ大変だなぁ。以前も同じことを言っていた気がするけど、そんなもんなんだろうか。

ゲーム

 VA-11 Hall-Aを買って3時間くらいプレイした。いい雰囲気のゲームだな。読書の気分ではありつつ、ここでワンクッション挟みたいところだったのでちょうどいいかもしれない。軽く調べた感じではそこまで長編のゲームではないようだったけど、どれくらいかかるのか。数日で終わるとピッタリという気がする。

その他

 寂しいと人は死んでしまうものなのかな。そうだったらそれは悲しいことだな。

 なんか、なんだかなぁ。ちょっと気分的に落ち込んでいる。日記をやっているのもフェイクだな。もっと一人にならなきゃいけなかったんじゃないか。

 結局人生で一番人と会話することのなかった大学1,2年の時期にもTwitterはやっていたものな。やめられなかったんだろう。そのこと自体がとっても寂しいことだと思う。

 「酸っぱい葡萄」だとか「スイートレモン」だとか、恐ろしくて考えたくもない概念だ。欲しいものが簡単に手に入らないという、ただそれだけの話でいいのに。

1021

 今日は研究室の床が清掃するだのなんだので午前中は使えないらしく、やる気を失ったので全く行かなかった。

 綾崎隼『君と時計と嘘の塔』以下そのシリーズを読んだ。

 なかなか面白かった。しかし2回目はないかもしれないというくらい。感じた面白さというのは読み返す回数で定量化できるのではないかと思っている。

 最後ヒロインの扱いがあれ? って思ったけどそもそもヒロインという立ち位置だとこっちが勝手に思っていただけか?

 各巻単位じゃほとんど話が終わらないわけだし、区切り方とかもうちょっとなんとかならなかったのかなという気もするが。

 カタルシスはちょっと薄かったかな。ルールがどこまで信用出来て守られるものだか掴み切れないところもあった。

 謎の解明を鮮やかに見せられれば勝手に感じ入ってしまう人間なので、そういうところを重視しているのかもしれないな。

Twitter

 Twitterやりたくなってきた。@kaitei_shogiではない方。最近ちょっと本を読んでいるので。

 読書記録がTwitterと日記に分散してしまっているの非常に良くない。こんなことなら読書メーターに感想も書いてしまった方が良いのでは……とか一瞬思うけど、ああいう感想投稿型のサイトに感想投げるのは全く好きではないんだよな。できるだけ個人に引きつけた読書をしたいと思うし、自分がどんな人なのかわかられない文脈において感想を読まれたくない。本のレビューがしたいわけじゃないんだ。

その他

 VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Actionちょっと面白そう。

1020

コンピュータ将棋

 マルチタスク学習における損失の比って本当にどうすればいいのかよくわからないな。そういうのも論文を調べてみるべきなんだろう。僕は本当に論文を読まない人間だ。今日はひたすら実験して確かめてみてしまった。そういう時間があるなら、せめて実験を回している間だけでもいいから、論文を読めという話なんだよな。

 学習に使うデータの選び方が根本的にダメなんだろうな。うーん、これは意図してやったことだから性格が悪い案件で、つまり根深い。よくわからないうちに身に着けてしまった良くない価値観を是正するというのは非常に苦労するものだ。

 まぁなんとなくAlphaZeroの学習率の大きさが納得できるようにはなってきたかもしれない。なんで手元で上手くいく値と大きく違うのかと思っていたら、ということ。しかし直すのは、どうしましょうかね。

 ちょっとCUDAの勉強をし始めた。ようやく「CUDA~cuDNN~TensorflowとかのDeepLearningフレームワーク」という繋がりが見えてきたようなそうでもないような。しかし僕の用途でCUDAに手を出し始めるのはさすがに馬鹿のやることだなぁと思う。いろんなことをわからないまま放置したくはないんだけど、無駄なことをやりたいわけではない。いくらPythonを書きたくないからって変なことをし始めるなよ。

その他

 不可能ではあっても理想を追求することを諦めたくはない。「理想を追求する」という姿勢そのものが理想であり、現実はそれにすら届いていない。

 名倉編『異セカイ系』を読んだ。

異セカイ系 (講談社タイガ)

異セカイ系 (講談社タイガ)

 小説なのか批評なのかという情報すら入れずに読み始めたんだけど、かなり面白かった。今日の日記はこれ以降この作品の話しかしないし、あんまりしないつもりだけど多少ネタバレを含むので回避したい人は適当に回避して。少しでも読む気があるなら本当に全く情報を入れないうちに読んでしまった方が良いタイプの作品だと思う。

 Markdown記法だと改行たくさん入れても無視されてしまうし、こうやって無駄な文章でも挟んでおくか。

 さてここから作品の話。メタメタのメタフィクション来ましたねぇ! これはメフィスト賞ですわといった感じの。

 キャラクターが次々に回収されていくあたりでおやこれはやばいぞという雰囲気になってくるんですよね。これは普通ではないと。単に異世界ものを一段メタりに、批評しに行ったわけではないぞということが伝わってくる。

 随所で使われる太字がとめちゃくちゃ緊張感を醸し出している。田中さんが思い出を語るシーンそれ自体を読んでいるときに仕掛けなんてさっぱり気づいていなかったけど、そういう緊迫した印象が植え込まれているから解決編で輝いてくるんだろう。やっぱりミステリ的ツイストは良いなぁ。こういう解決ともに読者の心へ侵入させることでしか伝わらないものがあると信じている。

 しかし最後愛の話に落ちつけてしまうとセカイ系的な文脈に回収され過ぎてしまうのだろうか。良い話になってしまった。僕としては最後いくらか削った方が愉快な話として終われたんじゃないかと思ってしまうが。そこを乗り越えようとするから異セカイ系なのかな。隣人愛を放り投げて君と僕の愛もメタ構造の中に霧散して自分だけしかいないセカイみたいなところにオチを投げていったら僕は絶対もっと好きになっていたな。古い人間なのかもしれない。

 これが第58回メフィスト賞受賞作ということで、今後もメフィスト賞受賞作を読んでいくというのも良いのかもしれないな。なんか、もっとレーベルというものを意識するべきなのかもしれない。講談社ノベルスとか講談社タイガとかがどの程度好みと合っているのか、少しずれている気もするけどそれ以上の探し方もあまりない気がする。

1019

ここ数か月を振り返る

 昨日CODE FESTIVALの予選通過メールが来た。実力の上がり方は緩やかとはいえ、いくらか目に見える実績が発生しているのも確かだ。正直コンピュータ将棋の方でもっと実績を残したいところだけど、どっちかというと最近は競技プログラミングの方が好調のように思う。夏前のことだけどICPC国内予選突破と、このCODE FESTIVAL予選突破、後は根本的にAtCoderで青レートが安定していることを考えると、まぁ多少力が付いたのかなと。予選の突破はどちらも運が良かっただけの気がして必ずしも満足ではないんだけど。どちらかというと青レートの安定の方が気分いい。

 コンピュータ将棋は全然ダメだな。5月以降ではKPPTを導入してNNと戯れているくらいで、棋力的な伸びは一切ないと思う。KPPTのelmo絞りを真剣にやれば多少は上がるのかもしれないけど、根本的にはもっと探索部を鍛えていかないとどうしようもない。ただStockFish系のコードは本当に読めない、理解ができない。前提となる知識とか考え方が足りていない気がする。それでももっと食い下がってやっていくしかないんだけど……。

優しい話

 感傷的であるかどうかはともかくとして、最近は優しい言葉であふれた物語に触れたいなと思うところがある。感覚が変わってしまったのかと思っていたけど、よく考えると僕は昔からそういうのが好きだった。二次創作である。

 ある種の(僕が好むタイプの)二次創作とはその虚構世界の優しいところだけを集めて切り取ったようなものだ。そういうものを好んで読んでいた時期があった。だから変わったということでもないんだろうな。

 2011年に更新が止まっているサイトを覗きに行く。更新のないサイトに表示される広告がなんとも物悲しい。やっぱり感傷じゃないか。

プロ野球

 カープは勝ちました。日本シリーズだー!

1018

コンピュータ将棋

 秋に卒業していった先輩のパソコンを初期化して計算資源として使えるようにした。OSがUbuntuなのでそれでもコンパイルできるようにコードをちょっとだけ修正。ついでにVisual Studio Team Serviceだとgit cloneする方法がわからなかったのでgithubにも最新のコードを置くようにした。まぁprivateなので他人からは見えないはずだけど……。しかし緑色のタイルには反映されるから定期的なやる気の波というのがちょっと伺える?

 PolicyとValueの損失を分けて計測するのはちょっと面倒だったが、とりあえず実装して回し始めたところ、やっぱりValueの損失はあんまり変わってないようだ。まだ始めたばかりなので断定は怪しいけど、それっぽい挙動な気がする。勝率自体はそこそこだけどあんまり学習が上手くいっている気はしないなぁ。

Python

 Pythonが本当に好きになれない。こんな環境設定が大変すぎる言語使いたくないしインデントでしかブロックを制御できないのが厳しくて大きいプログラムを書けるきがしない。

 データを出力したファイルからプロットするプログラムはPythonで書いてたんだけど環境をちょっといじっただけで実行不可能になるし大嫌い。

 まぁでもC++でプロットとかしようとするのは、なんか方法はあるんだろうけど大変なんだろう。そういう意味では我慢して使っていかなければならないのかもしれないが。

 こういう非本質的(と思ってしまう)ところで躓くことに対する耐性がなさすぎる。何もかも無理です。巨人の肩に乗れない。

プロ野球

 カープは勝っていました。疲れて家に帰ってきて結果を見たら贔屓が勝っている。その時の嬉しさがわかるか?

その他

 研究室のB3勧誘用Twitterアカウント、先輩とかの鍵アカウントが見えてしまうので邪悪さがある。

 今日もサーバを捨てるのとかで結構雑用が多かった。

 競プロの練習会もいつの間にか僕が仕切り役みたいになってるのなんで? まぁ参加している人の中では僕が一番レート高いからなんですけど。弊学の人材不足感がヤバい。練習会、僕は他人(知らん人)のコードとか解法とかにめちゃくちゃ口を出してしまうんだけど、ウザがられているのかなぁとかちょっと思う。別に知らん人に嫌われてもそうですかって程度ではあるけど。人数が中途半端でどの程度突っ込めばいいのかもよくわからん。謎な会だ。

 こういうよくわからない積極性というのも高校の時とは大きく違うんだよな。多少ねじが外れてしまった感がある。だから研究室とかでも他の人があんまり意見とか言ってくれないのもそうだよなーとは思いつつつまんねーなと思っているよ。正直同期とそんなに仲良くやれているとは言い難いけど他人の研究についても言いたいことは言っているつもり。しかしまだまだ足りない気もする。こういうためらいが先輩という立場になると吹っ飛んでしまいそうだから後輩ができるのはとても怖いんだよなぁ。僕は確実にウザい先輩になるぞ。