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将棋観戦

 順位戦C級1組・真田-千田戦を観ている。今は90手目△2二同飛車とした局面。このふんどしの桂があったから、ソフトは端に手を付ける前に△2三銀という手を推奨していたんだなぁ。後手陣も玉と大駒が近くてちょっと嫌な形になってしまっている。具体的には▲3四銀という手があるみたいで、角取りと▲2三歩という狙いがあるのかな。残り時間は先手23分、後手35分と、10時半を回ってもこれだけ残っているのが順位戦らしさといったところか。

 22:29、▲3四銀が放たれた。角を逃げると5五の銀がぼろりと取られてしまうのでこれは逃げることはできない。しかし次には▲3三銀成△同桂▲5五馬という狙いが残っているが、どうするのか。

 22:31、△4六桂。後手は攻め合いに出た。▲3三銀成△同桂に▲5五馬△5八桂成と取り合うのは後手の成桂が先手玉に近すぎて先手自信なしだろう。よって▲6八金と逃げるのが冷静か。しかしそれには△7六桂という追撃がある。どうするのか。

 22:35、先手は単に▲6八金と逃げる。△7六桂は見えているところ、そこでようやく両取り逃げるべからずの▲5五馬だろうか。この手は4六の桂取りになっているため、△3八桂成と銀を取るのが自然に見えるが、そっぽへ行っているという見方もできる。△6八桂成と攻めていく順の方がいいのかもしれない。6六歩の拠点が大きく、△6八桂成はかなり厳しい攻めに移る。

 22:47、△7六桂。次に△6八桂成とすれば、(1)▲同玉は△5八金▲7九玉△3八桂成とした手が△2九飛成からの詰めろになっている。(2)▲同金も同様の筋で△2九飛成が厳しく、▲6九歩と受けても△6七銀で受けなしだ。

 22:52、▲8九玉。この早逃げはどれだけの得になっているか。後手は△6七銀、△6八桂成、△3八桂成など選択肢があるが、反面悩ましいとも言える。

 22:54、△3八桂成。後手は3八の銀を取った。これは銀を補充しつつ△2九飛成を可能にしている。しかし竜で横から攻める展開になると一手前の早逃げが活きてくるかもしれない。

 22:57、▲2三歩△同金▲3三銀成△同金▲5五馬△6八桂成▲同金。パタパタと手が進んでいく。どちらが読み勝っているのか。

 23:00、△6七銀▲6九歩。後手は露骨に金駒を打ち込んでいく。対して先手は歩を打って金を支えるが、これでは厳しいか。この局面で後手は16分の残り時間がある。可能ならば勝ちまで読み切ってしまいたいところだ。

 23:02、△6八銀成▲同歩と清算しにいく。

 23:03、△2九飛成▲7九歩△6七歩成。後手の指し手が速い。攻めが筋に入ってきているようだ。△6七歩成は軽い好手。▲同歩と取らせて6八に駒を打つスペースを作っている。

 23:05、▲同歩。取ると△6八金と打つ手が△7八金▲9八玉△8九銀までの詰めろとなっているが、しかし替わる手も難しかったか。

 23:07、△6八金▲7八桂△6九銀。厳しい攻め。

 23:08、▲9八玉△7八銀成▲同歩△同金。ここで先手が投了した。

将棋ウォーズ

 藤井四段の将棋を観てすっかりウォーズ熱が再燃してきてしまった。

 1局目は先手番。角換わり拒否で雁木かと思ったら矢倉にしてきた。右銀が慣れない棒銀のような使い方しかできず、銀が5段目に出たあとの2四歩すら見えないという始末。普段ほとんど腰掛け銀しかやらないからなぁ。桂馬を跳ねる攻めしかわからないのに立ち遅れていたのはダメだった。

 終盤も65手目▲3四銀は次の△2四歩を完全にうっかりしていてひどかった。▲8三銀から飛車をいじめにいってどうかってかんじだったなぁ。以降はずっと不利だったと思うけど、最後4七歩は一瞬甘い気がしてチャンスが来たかもしれないと思った。しかし▲4六香と▲4四金で迷った挙句▲4六金としてしまい、終わり。こういうミスもあるんだなぁ。達成率19.0%

 2局目は後手番。前局の反省から3二銀と上がってみたところ、相手がちょっと警戒してきたのか牽制し合うような序盤に。しかし結局角換わり相腰掛け銀に合流して、こっちは6二金8一飛型、相手は普通に5八金型という戦いになった。

 そのあとは仕掛けどころのわからない難しい将棋になったけど、相手が2六角と設置してきて、これに対する対応でいろいろやっているうちに千日手となった。最後の最後で4五銀には5五銀とすれ違えることに気づいたけど、1手遅かった。もちろん5五銀でどこまで有利かっていうのはわからないけど。まぁ後手番角換わりは千日手歓迎の態度でやっていくと決めているので、これでいいか。

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