日記

日記です

20190217

 昼頃から研究室へ行ったけど、誰もいなかったし帰るまで誰も来なかった。卒論修論終わったら誰も来なくなるんだなぁ。なるほどですね。

 まぁ僕も研究室で本を読んでいただけだったんですが。

 読んだ本があまり面白くならなかったというのもあってか、なんか帰り道ではめちゃくちゃ気分が落ち込んでしまった。何も考えたくない気分になってしまったので帰宅してからは動画サイトを観てすごすことに。2月前半はこんなことなかったんだけどなぁ。

QED 百人一首の呪 (講談社文庫)

QED 百人一首の呪 (講談社文庫)

 こういう特定のジャンル×ミステリみたいなのちょくちょくあるけど、あまり面白いとは思えないんですよね。しかし熱量はすごかった。

銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)

銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談 (講談社文庫)

 お、なんかまた薬屋が探偵なのか? そしてキャラもの推理の流行を感じる? まぁ話の筋としてはそこそこという感じですね……。

その他

 僕はお酒飲まないわけだけど、お酒が動画視聴に替わってるだけに思える。その場だけ現実逃避するもの(お酒はそうじゃないのかもしれないけど)。精神が厳しい。

 一気に精神が不調になってきた。うーん。どうすればいいのか。

 自分に合ってない本を読んだときでも読んでるときは別に時間を潰せることが多くて、でもそれって動画と同じものになってしまっているってことなんだよね。そのことに気づいてしまった瞬間何もかも無意味ではという気持ちになってしまう。面白い(自分に合っている)本だけ読めたらいいのになぁ。

 『さみしがりやのロリフェラトゥ』について考えていて、僕はひょっとすると結構コミュニケーションについて失望しているのかもしれないと思った。ディスコミュニケーション和製英語なんだって。略すとディスコになるところがいいよね。

20190216

 研究室に行って朝日杯を観ていた。学習はロス推移がダメダメなので変だなーと思っていたけどなんか強くはなっているっぽい? なんもわからん。

 帰ってからは競技プログラミング。はい。

ダブ(エ)ストン街道 (講談社文庫)

ダブ(エ)ストン街道 (講談社文庫)

 えー、うーん、どうなんだ。という感じ。幽霊海賊船がどういう意味合いを持っているのかよくわからないし、全体的に要素が上手く組み合わさっているのかが今一つわからない。特にひねりを用意せずテーマで押し切るのかぁと思ってしまった。まぁ気持ちはわからなくもないし、今ちょっと僕の感性がおかしくなっている気もするので変なことは言わないようにしておこう。

漫画

 話を動かしにくる。なんというかかなり漫画っぽい動かし方だなぁと感じたんだけど、そこがどこに由来するのかがはっきりと言語化できない。キャラクターの意味ありげなシーンの出し方かな。かなりわかりやすく「このキャラクターには裏があるんですよ」っていうのを示すのは小説だと意外とやりにくい? 仕掛け、ギミックの見せ方がかなり分かれるとは思うんだよね。

その他

 完全に愚痴になってしまうんだけど、紀伊国屋書店のWebサイト重すぎて意味不明。Kindleよりはリーダーアプリの出来が良いからこっちメインで使ってるわけだけどさ、まぁひどいったらありゃしない。購入手続きのクリック数も多いし。それは逆に1クリックで買えるKindleがすごいということなのかもしれないが。Kindleアプリが改善されるかこっちのWebサイトが改善されるかのレース、果たしてどちらが勝つのか!?

20190215

 探索部を修正して、並列化してちゃんと強くなるようになった。αβ探索で並列化成功したことがないので、MCTSの方が先にできてしまったんだなぁという気持ち。

 学習部がダメなのは単に生成速度が遅いからかなぁ。よくわからない。

 帰ってからは本を読んだり漫画読んだり。ゲームしないと時間がかなりある。

 2回目。佐藤友哉はこれしか読んだことないんだけど、僕はどうもこの人が好きになれない。どこか気に入らないのかは自分でもわからなくて、大人と子供の間によくわからない区別をつけたがるところなのか、青春汁という言葉を多用するセンスなのか、勢いだけしかないような文体なのか、そもそも文章の意味がわからないところなのか、それら全部なのかもしれないけど、とにかく妙にスッキリしない。

 同族嫌悪かもしれないとも思うことがある。いや、(一部の人には)人気の作家に対して何様だよという感じもあるけど、僕の人生で10回選択肢が変わって100回大きな幸運に恵まれたら佐藤友哉的な文章書いてそう。ほんの少し、ほんの少しだけね、文章のノリが似ているんじゃないかという気がしてしまうんだよね。理屈よりテンションで押し切るみたいな、そんなところが少しない? ない? そう……。

 本の内容について言うと、気が合わないところは千年後まで文章を残したいというところ。最近少しそういうロマンがわかるような気もしているけど、ポップを目指すことによって実現したい程のことでもない。それが目標になるわけではないんじゃないかと思う。

 気が合うところは人間やめてアイコンを作っていけというところ。インチキに対して並々ならぬ感情を持っていること。自分自身についてむちゃくちゃ考えていること。熱量があること。ここらが合致するならもう好きじゃんってそれが違うんだよなぁ。

 これで佐藤友哉の小説はめちゃくちゃ面白かったらどうしようね。別にどうもしないけど。読むとしたらフリッカー式からにしたいけど電子化されない限りきっと読むこともない。だから安心してわーわー言えるってところもあるんだろうな。

血塗られた神話 (幻冬舎文庫)

血塗られた神話 (幻冬舎文庫)

 1回目。うーん……って感じだったなぁ。正直あまり面白いとは思えず。特に何も言う気が起きない。メフィスト、今の所わりとつらいのが多いな。時代性というのもあるんだろうか。僕が生まれてすぐくらいの作品だものなぁ。まだ21世紀になってない。

漫画

 まだ1巻だけではかなり導入という感じも強いが、それなりに面白そうだった。しかしどうだろう。展開によっては、かなぁ。

ひとりぼっちの地球侵略 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

ひとりぼっちの地球侵略 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

 あぁいいね。大変に良い。こういう結びつきが好きなんですよね。余計に引っ張らず1巻の中でテーマを過不足ない程度に扱えているのも良い感じ。同じ設定・ストーリーでも小説でやるのと漫画でやるのでは絶対に雰囲気が違うはずで、1巻の限りではこの作品は漫画で良かったなと思えるところ。さて今後どうなるか。

 既刊がそこそこ出ているので追いかけるも大変そうだなと思ったけど、読書メーターでちらと目に入った感想では完結したらしい? 見えたのだと最大15巻だったかな。それならかなりちょうど良い長さに思える。あまり急がずゆっくりと追いたいと思っているが、我慢できずにどこかでババっと買ってしまいそうな気もする。

20190214

 安眠に失敗して研究室でうとうと過ごしていた。順位戦の澤田六段解説も面白くて今日は全然捗らなかった。学習が上手くいっていないことと探索部にバグがあることを把握したくらい。

読書

 前々から少しずつ読み進めていた英語論文の書き方指南本を読んだ。

英文校正会社が教える 英語論文のミス100

英文校正会社が教える 英語論文のミス100

 あまり面白くはなかったかな。まぁ面白いというような本でもないかもしれないが……。分野が違うというのがちょっと大きそうではあったか。関係ないけど情報系では会議の方が重要視されるの、速報性が大事だからというのはわかるような気もするし、だからといって情報系なのに現地に行かないといけないようなことを重視するのか……という気持ちもある。査読による信頼性の担保とかもいろいろ難しいね。

 『さびしがりやのロリフェラトゥ』を読んだ。

さびしがりやのロリフェラトゥ (ガガガ文庫)

さびしがりやのロリフェラトゥ (ガガガ文庫)

 すごい。とても面白かった。僕らが生きていける理由ってこういうことじゃんというのを上手く仕掛けと組み合わせて面白おかしく演出して見せて、そうなんだよこれがライトノベルなんだよ。主観の違いによるディスコミュニケーションの中でそれでもやっていかなければならない、いや、やっていきたいじゃん。そんな中でも届くものがあると信じてさ。

 時間と空間を超えて、本当に読まれるべき人に読まれることを喜びとして書くことが、きっとできるんだ。制約の多い身体を抱えた僕らの祈りがさ、神様には届かなかったとしても、跳ね返って世界そのものに届いてほしいと思う。

20190213

 09:30頃に研究室へ。気をつけていると少しずつ早くできてきた。

 探索部のバグを取る。これで多分大丈夫……?

 学習部もいろいろ手直し。やはり強化学習は厳しそう。どうしたものか。

 19時ごろ帰宅。KH3はミニゲームがダルすぎてモチベーションが地に落ちてしまったのでやらず。なんかふにゃふにゃしていたら時間が経って寝る時間になっていた。

その他

 ネタ含みのツイートするのは厳しいツッコミを受けそうで大変怖く、迷った結果やめることが多い。しかし攻めていく気持ちがないとダメな気もする。攻めていく気持ちでTwitterをやれ。何も言わないことによる損失というのがどの程度のものなのか。それをきっちり見積もれるようになりたいが。

マチュア創作家

とある字書きのリハビリ記録(戸松秋茄子) - カクヨム

 今更になってこれに気づいた。少し前は投稿が多くなっていて、良い方向へ向かったのかなと思っていたけど、あぁ……。そうか、そういうことになっていたのか。

 戸松秋茄子さん、当然面識はない(おそらく向こうはこっちのことをほとんど認識すらしていないはずだ)けど、数年前にブログを見つけてから好きな作家の一人になっている。この人の作品目当てで文学フリーマーケットとかも行っていたものだ。ななぶん、3つとも全部持っている。カクヨムの中にあるのでは鼠を殺すが一番好きかな。でも「かくれんぼ」というタイトルだったか、もっと好きなのがブログにはあったはずなんだけどなくなっている。僕の古いTwitterを検索しても一切言及がない。おかしいぞ、幻覚を見ていたのか? そんなはずは……。以前にも「一番好きなのは~ですね」みたいなことを書いた記憶があるんだけど。怖い。

 にしても冒頭で挙げたエッセイ集の最初の方読みましたか? これが創作をする人なんですよ。性質が根本的なところで異なる。こういう人が幸福(といっても完璧にハッピー! という感じではないが)になって欲しいと思うがなぁ。

 しかし僕は表立って人の作品に感想を書いたりすることが大変苦手なんだけど、そういうことをきちんとやっていかないと世界は悪くなっていってしまうのかもしれない。Twitterもぜんぜんふぁぼらない方だしね。ちゃんと好きなものが増えるように活動をするべきなのでは? という疑念はいくらかある。苦手とか言っている場合ではないのかもしれないな。

20190212

 今日は学習部の実装をなんやかんや。教師あり学習はそこそこで、とりあえず現状のMiacisと2年前の海底が良い勝負をするくらい。根本的な間違いがあるわけではなさそうだ。しかし強化学習は計算資源がやはり辛いなぁ。なんとかなってくれと思いながらとりあえずやっていくしかないが。

 探索部も効率化手法を実装しに行くがまだバグっている。しかしこれは取れそうなバグ。明日中にはなんとかしたい。

 帰ってからはKH3をやったけど、面倒になってきた。ダメそう。

その他

 虚構 = 純粋 = 善、現実 = 不純 = 悪というような図式が頭の中にある。特に自分の中の美意識には「必要最低限の構成になっている」というものがあるみたいで(だからリファクタリングとか好きな方なんだろうけど)、虚構が達成する目標に対して必要最低限の構成になっていて欲しいという気持ちがある。それはつまり物語で描写されない部分は端的に存在しないということである。キャラクターの背後には何もない空間が広がっている。カメラが向けられない部分は無!

 物語のないキャラクターとか意味を持たされていないキャラクターとかもそりゃいるだろうけど、別に虚構全てに成り立つ普遍原理を導き出したいわけでもないんだ。自分がどういうものが好きか分かればいい。それだけ。

20190211

 09:43に研究室へ。今日は登校中やけに人が少なく、大学の近くになると雪の中で一人になった。ポストアポカリプスみたいで良いなと思いつつ、昼食を調達しようと大学内のコンビニへ行ったら閉まっている。そうか、今日は休日なのか。どうりで……。僕は休日であろうとやることは変わらないわけだけど、休日であることがわからないTL作りに成功していることは少し喜ばしいなと思った。

 結局無人販売機で昼食を買った。この無人販売機、もっと人の通行の邪魔にならないところに置いてほしいし、商品選択が簡単になったり一度に複数選べるようになったら利用頻度も増えるのになぁ。あとはSuicaも使えるようにしてほしい。コンビニがセルフレジになる路線の方が希望ありそう。明らかに店員に顔を覚えられていてあまり気分よくないんですよね。

 とりあえず学習は回し始めることができた。バグはどうもライブラリのところで問題があるらしく? 違う方を使ったら(今のところ)動いている。このまま動き続けてくれればいいが。

 18時半ごろに帰ったらハーフマラソンがあった。しかしなんかマラソンはいまいち身が入らないんだよなぁ。よくわからないけど。

 叡王戦は永瀬七段の勝ち。永瀬将棋ほんと面白い。なんであんなアホみたいに受けまくって流れ悪くしてんのにリードは保ってるって、どういう理屈なんだ。面白い棋士だなぁ。はよタイトル取ってくれ。

虚構に関するお気持ちと反論

  • 虚構には意味・物語が予め定まっている(現実には定まっていない、という前提がある)。虚構世界、虚構存在は全てその意味・物語を表現するためにのみ存在する。(ここで言う意味・物語は作者の意図と必ずしも一致するものではない。)

 反論:物語のないキャラクターというものは存在し得ない? 企業の公式キャラクターとかはどうなるんだよ。それは意味があるか。意味という言葉がずるいなぁ。

  • 虚構には「今」は存在しない。主観存在の欠如。「今」と「わたし」は同じものなのだからそれは当然っちゃ当然。現実世界と虚構世界は本当に別物なのだということでもある(つまり「わたし」という主観性が虚構世界には及ばない)。

 反論:一人称小説は? エッセイ的な文章で書き手=私であるような雰囲気を出しつつ虚構内容が含まれている場合は?

  • 虚構世界には物語上必要なもの以外は端的に存在しない。それに対する問いは意味をなさない。つまり「『天国の一丁目』の現世にあるスプーンの総数は100万以上である」という命題は真でも偽でもなく意味をなさない文章となる。

 反論:本当にこの原理で奇麗に分けられる? たとえば主人公のバックボーンに関わってきそうな話とかだと曖昧になりそう。「『天国の一丁目』の主人公は昔動物を飼っていた」という命題は、やはり意味をなさない文章として扱うことが適切か? 「『天国の一丁目』の主人公は実は右手の薬指が上手く動かない」とかは? 境界はいくらでもありそう。

 批評やめろ。面白い解釈を提示しろ。例外探しゲームなんていいんだよ。そういう方針でやっていきたい。