午前中は起き上がれなかった。やることが見つけられていないと朝が起きられない。どうにかなってほしい。
昼以降はちょっと競技プログラミングやったり散歩したり読書したり。
夕食以降はずっと不器用ビンボーダンスを見ていたら終わった。
競技プログラミング
54分で自力AC。重た目の実装するだけだった。古い問題だし、あんまりDifficultyが当てにならない感じだな。
読書
視線鋭いディストピアもの（と呼称してしまうのも作品テーマ的に微妙な気がするわけだけど）。新しい技術が発展していったときに、「なにかメリットを享受し、別のものを失う」という単純に図式ではなく、「根本的にある特定の事柄や概念自体への想像力自体を失ってしまう」という危惧を示すのはかなり納得感がある。
たとえば画像生成AIとかも、物心ついたときにはもうそれが当たり前に存在している世界になると、「デジタル絵を描く」という行為の意味が相当変質するのではないかと思う。
本作で描かれている代理エージェントや監視システム全体のような、意思決定に関わる技術になるとそれはもっと根源的に概念の変化を生じさせてしまうだろう。まぁでも、作中でもその変化が絶対悪とも、善とも、決めきれないような形で描写されている通り、それはそういうもの、避けられない流れなんじゃないかと僕は思うけどね。
『ゲームの王国』も意欲的な作品だったし、小川哲かなり追いかける価値がある作家の感触がある。もう少し読んでみたい。
その他
Twitterを今すぐ止めるつもりはないけど、いずれそういう行動を取るとしても、それは似たサービスに移るということではなくて、やっぱり根本的に短文発信系のサービスを離れるということになるのではないかと思っている。それで生きていけるのか？ わからんが。
ちょっとプログラミングして、本読んで、こういう生活でいいはずなんだよな。
