午前から家の点検があったりして普通に活動という感じ。住居関係の手続きも進めた。昼過ぎには散歩して、迷ってかなり歩いた。論文も読んだし本も読んだ。それでいいじゃないか。まだ不満か。
将来のことを考えて行動した方が本当は幸福度の総和は高いのかもしれないが、将来のことを考えていると不安な面ばかりが目についてしまうので結局現時点での幸福度が下がってしまって、全体として総和もそこまで増えないんじゃないかという気がしてきた。あまり考えないようにする、が最終的な答えなのかも。
単に僕が不安になりがちというのもあるが、根本的に世の中が複雑すぎてなにが自分にとって得な行為なのかさっぱりわからないというのも事実だと思う。今日の住居関係の手続きとか、昨日の人との会話とか、なぜそういうシステムになるのかがさっぱりわからなくて自分の許容範囲を超えている。これはもう無理な話なんだ。
読書
なんとなくTwitterで見かける人という印象が強くて著作には手を出していなかったけど、確かにまぁ面白いな。全体的な退廃感や虚無感が良かった。
やや思想は感じるが、表題作『人間たちの話』が好みと言えばそうなりますでしょうか。『No Reaction』も、干渉できること/できないことという境界をこういう形でSF的に描いてみると面白くなったりするっていうのは発想がすごいと思う。
