日記

日記です

20212115

読書

 忘れちゃいないぜ。今日を楽しみにしていた。

 面白かった。けど、冷静に「面白かったな」と思えるくらいのものではある。

 しかし、いやー、そうだった。城平京はそういうふうに痛めつける作家だった。巻が出るたびに、ぼんやりとどういうことが起きそうかということは考えていたんだけど、正直全然合っていなかったな。ここまで城平京作品に触れておきながらこの論理を予想してないのかよという感じではある。あれとかあれとか、近いものだったじゃんって。

 とはいえ若干の消化不良感もあるな。これ自体がシリーズのクライマックスに来ているわけでもないという面も含めて。城平京史上一番の長期シリーズになっている感じだけど、短くまとまっている方が個人的に好きという、単純な話でもある。