日記

日記です

20201022

 今日も全然ダメでした。作業時間は……7分!

 エントリー先からも連絡が来ません。

シャニマス

 そんなん言われたら見てみたくなっちゃうじゃん。というわけで120連回して無事ゲット。

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Trueエンド感想  わー、すごかった。最初の方、「やっぱ樋口円香に対するプロデューサー好きじゃね〜。そこが一番きついんだよな」と思っていたらそれに対する批判の話で完全に上をいかれた。

 途中のあたり、いつも通り常に間の悪さとか一致しなさがつきまとっており、一つの選択肢では「私の代弁者になろうとしないで」とまでの宣告が来る。これ見たとき「ひぇ〜」って声出ちゃった。会話の作りとしても説明調の文章を一切入れないのが本当に好き。映画の試写会に呼ばれたという話だと思うんだけど、そういうことをキャラクターに言わせないもんな。

 相変わらずアイドルとPの立場的非対称性も意識されている。アイドルは身を守るものがない場所なんだな……。素の自分を……みたいな発言もあったし。シャニマスアイマス)において良い面しか見せない偶像的な存在は実はプロデューサー側で、アイドル側は内面まで深く立ち入るような描写があって読者に曝け出されている。そういう転倒に対する強烈な批判的視点があると感じた。

 そして最後に「ぐちゃぐちゃに引き裂かれてしまえばいいのに」ですってよ? すごい。まぁいろいろ解釈はあると思うが、僕はわりと樋口円香にはPのことを真剣に嫌っていて欲しい。もちろんそれは部分的には憧れであったり同族嫌悪的なところがあるのかもしれないが、一方で本当にこれは自分の目指すところではないという気持ちもあって欲しい。これはただの願望だけど。

 そして(今までもそう思っていたけど)ずっとこういういくらか仲が悪いまま進行してほしいという気持ちが強くなってきた。本当に性格が合わなくて価値観が一致しない人間とも、それでもやっていくことはできるんだよ樋口円香。それは「表面上やり過ごす」ということじゃなくて、本当に性格が合わないまま協調するということがありえるんだよ。

 ところでタイトルの『ギンコ・ビローバ』については気になる記事があった。(http://fjii.blog.fc2.com/blog-entry-754.html)。この文章がどこまで信頼に値するかわからないけど、ギンコ・ビローバ(Ginkgo biloba)の綴りは「誤記、誤写または誤植だろう」という説があるっぽい。読み間違えられる樋口円香……と、そこまで考慮して付けられたタイトルだとしたらその教養はなんなんだ。

その他

 なんか最近銃撃戦ゲームをやっている時間が多くて、まぁそれも楽しいんだけどさ、すごく好みの物語を読んだときの興奮にはやっぱり及ばないところがあるとも感じてしまう。


 人間というもの煎じ詰めれば肉塊でしかないのに、なぜこいつらは自然言語なんてものを編み出して文明を作って自己批判しだしたりして、そういうことが不思議に思えることがある。この不思議さは前向きな不思議さであり、なんかここには可能性があるんじゃないかみたいな気分になる。私が、宇宙の中心になる可能性が。