日記

日記です

20200701

 午前中は昨日読んだシャニマスシナリオのことで頭がいっぱいで、午後2時間ほど作業した後はミーティング。そして小説を読んだ。

小説

 4年ぶりの再読。すごかった。最後の方読んでで嗚咽が止まらなかった。凄まじいまでの青春小説。そしてまさに僕の状況が、今読むのに相応しいものだった。僕のために書かれた小説かと思った。

 僕にとってのチェーンソー男、いたと思ったんだけどな。僕はチェーンソー男を倒すこともできず、能登にもなれず、放り出されてしまった。でもそんな生でも肯定してくれるのか? そんな生でも「生きているオレが羨ましいだろう!」と言えるものを目指せるのか?

 完全に打ちのめされた。滝本竜彦はさ、小説の方向性は正直よくわからない感じになっていったけど、最近はバンドとかやって楽しんでるらしいじゃん。それはやっぱり希望だよな。

その他

 こんなに、こんなに素晴らしい読書体験をしても、この感情を真に感じているのは僕だけなのだということを考えたりする。そういう観念的なレベルから降りても、小説の感想を他人と話し合う経験はほとんどないわけで、僕は一人だし、それを打破する力も持たない。今は、まだ。